魔女の隠れ里 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

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  • 本 ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061484467

作品紹介・あらすじ

笙野之里(しょうののさと)で企画している推理ゲームのアドバイザーをたのまれ、夢水名(迷)探偵は桜の咲く里へやってきた。ところが、ついたとたんにとどいたのは、『魔女』と名乗る人物からのメッセージ。そしてすぐに、謎の推理ゲームがはじまって……。『魔女の隠れ里』のほか、雪霊の藪の謎、羽衣母さんの謎もある、名探偵夢水清志郎事件ノート第4作。

感想・レビュー・書評

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  • 夢水 清志郎の見た目は、まだ小学生のような感じで、夢水 清志郎名探偵が、小学生のような、作文を書いているのを中学1年生の3人が馬鹿にしている場面や、夢水 清志郎名探偵が、推理をしている時に小学生のような発言をしているのが面白い、第2部魔女の隠れ里の場面が面白かった
    第2部は、色々な問題がたくさんありそれらの問題はなんで起きたんだろうという疑問と早く知りたいという気持ちが湧いてくる。

    是非フォローーーーーーーーーーを

  • 漫画化されたのを先に読みましたが、ホラー要素が強めですね…

  • 人間が、正気か狂気か決めるのは数……とおばあさんに言われたのをずっと覚えていました。
    すべての人間が1+1は3といったら、それは狂っていることにならない。

    夢の中で不思議な屋敷に行くことや、後味の悪い裏の事件の話も含めて、この作品が一番夢水シリーズの中で思い出深いかもしれません。
    子供が、大人の階段登る一助になるような…怖い世界の有り様を垣間見るような…そんな作品。

  • すこし物悲しく幻想的な結末が印象に残る4作目。
    もし、講談社文庫での再版が手に入るなら、ぜひそちらも手に入れるべき(「未解決の謎」が収録されているので)。ただ大人になって読み返したら、その本編で書かれていない部分のだいたいは、予想できるものではあるけれど。
    たしか昔はHPの裏サイト的なところにだけその文章が掲載されていて、必死に探した思い出があります。

  • 解かれなかったもうひとつの謎は、
    時を経て解かれることとなった。

    人間はどうしようもなく哀しいもので、
    けれどそれを知りながらも教授は常に
    あたたかいものを守ろうとする。

    そんな教授がわたしはすきだ。

  • 消える足跡と幽霊のシュプールと魔女の隠れ里、そして羽衣母さんの華麗な一日で構成されていた。
    今回は雪山を題材にしたストーリーだったが、あまりパッとしない内容だったと感じた。

  • シリーズ4作目。今回は2篇と羽衣母さんの小話。
    自然がとても深く関わってきて、そして魔女のお話はやはり少し悲しくもあった。
    そして最後には…名探偵が…?

  • 子供の頃は青い鳥文庫だったけど、今回は講談社文庫版で読了。
    怖かった…!夢水シリーズは鵺の話が怖かったような気がするのはなんとなく覚えてるけど、これも怖かった。
    なんていうか、たぶんこれが大人向けの普通のミステリーだったらそんなに怖く感じないんだろうけど、子供向け、しかも小学生向けにかかれたしかも夢水シリーズだと思って油断して読んでいるのでとっても怖く感じた。
    ときまやは結局なんだったのだろう。村人たちはどうなったんだろう…。
    亜衣ちゃんの推理を強めに止める教授がかっこよかった〜!

  • 第I部では、教授と亜衣、真衣、美衣が、雑誌『セ・シーマ』の編集者である伊藤さんと、スキー場の伝説の謎を解明し、『謎解き紀行』シリーズとして雑誌に掲載するため、N県A高原に行きます。

    そこでは、雪霊の伝説の謎、幽霊のシュプールの謎がありましたが、教授は一瞬で解明してしまいます。

    第II部では、再び『謎解き紀行』のため、笙野之里に行きます。笙野之里は桜がきれいですが、村おこしのため、推理ゲームをしようとしていました。

    しかし突然、魔女と名乗る人物が地獄の推理ゲームを始めます。今回の魔女の推理ゲームは、二十年まえの行方不明事件とつながりがありました。
    悲しい事件でした。

  • この巻は昔は持ってなくては初読み。魔女はまさかの…。というか、あの人にそんな過去があったとは思わなかった。この巻以外では、元気はつらつで色々とぶっ飛んだ人だと思ってたいたからだが。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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