踊る夜光怪人 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (1997年7月15日発売)
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感想 : 54
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  • 本 ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061484665

作品紹介・あらすじ

幽霊坂の下にある桜林公園に、夜光怪人が出没するといううわさが広がっていた。そのころ、亜衣とレーチは、後輩の千秋の依頼で、彼女の父(虹斎寺のおしょう)の悩み解決にのりだす。そして、ふたりはおしょうから謎の暗号を見せられる。そこにはどんな秘密がかくされているのか? 暗号と夜光怪人につながりはあるのか? 名探偵夢水清志郎事件ノート第5作。

感想・レビュー・書評

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  • 手に入ってしまった都合で、一作目→五作目という謎の順番で読んでしまっていますが一応楽しめました。前作までのキャラクターがギリギリネタバレまでは行かないぐらいのきわどい露出で出ていらっしゃるので、そんな生存が気になるようなシリーズではないとはいえ、まあ順番通りに読んだ方がいいですよねえ。

    総ルビとはいえ、はやみねかおる先生独特の「語彙力厨二病」な言い回し、キャバレーの呼び込みみたいという比喩など、小学生が一人で読むには難解(笑)な文章ですが、ここまでシリーズを読んでいる人なら分かりきったことと思います。

    「名探偵と役者は3日やったらやめられない」かあ、探偵の方は名探偵ってつけないといけないんだなあと妙に得心しました。笑

  • すぐ読めた。
    面白かった。洞窟探検とか好きだよなぁ〜。
    レーチやっぱいいキャラしてる。
    伯爵とか懐かしい。
    名探偵がもし犯人になったら恐ろしいなと思った。

  • やっぱりレーチが出てくると、青春モノになって良いですね!

    暗号も面白かったし、時間の終結の仕方も好きです。

  • 一石二鳥どころではなく、一石三鳥くらいのハッピーエンドで終わりました。
    レーチの葛藤がとても可愛らしかったです。

  • やはり夢水さんの出番が少なく感じてしまう。すぐに謎を解いちゃうから仕方ないんだけども…。
    しかしやはりハッピーにしてくれる探偵だ。

  • 平和な回。レーチと亜衣の恋愛(亜衣曰く青春)がかわいすぎるー!
    前作が怖かったので、今作で一旦休憩できた感。

  • 全身が黄金色にかがやいているという「踊る夜光怪人」のうわさ。錬金術師の宗歩が黄金の仏像をつくり、かくし場所の地図を残したという話。
    そして、虹斎寺から見つかった宗歩の暗号。

    今回は教授もすぐに暗号を解くことができず、教授でも悩むことがあるのだと不思議な気持ちになりました。そんな暗号を、私も全く解くことができませんでした。

    今回の物語では、レーチや亜衣の成長も見られ、教授の推理力だけでなく、二人のすごいところも感じられました。


  • 今までのキャラクター大集合!でワクワクした
    レーチは可愛い

  • 夢水清志郎事件ノートシリーズを読んできた人にとって、総集編のような、今まで出てきた人や場所がたくさん出てきて、とても楽しめました。
    レーチと亜衣のデートを見ているかのような。そんな青春小説としても楽しめます。かわいかった。

  • 小学生のころは、本作をシリーズで最も好み周回していた記憶が。
    2作ほど、旅モノが続いていたのだけれど、今回はやっぱりとっつきやすい学園周辺モノだったのが嬉しかったのと、あとは本作読了後に江戸川乱歩に出会って(というよりは少年探偵団のちょっと怖い背表紙に手を掴む勇気が出たので)、改めて本作がリスペクト精神に溢れたモノだと気づいて(もちろん周りの子たちはそれに気づいていないという優越感もまた格別で)愛おしくなってしまったのだと思う。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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