青い天使(3) (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061484696

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ再読の三巻目。
    剛くんが徐々に目立ってくる巻。しぶきとの決着は、もう少しいろいろあるかと思っていたけど、割とあっさり終わってしまってちょっと拍子抜け。
    だれも恨まない、ということと、問題を見過ごすこととの見極めは難しいなぁ。

  • 外人急にhow are u って出てきた話の展開はまえはきにならなかったけどちょい違和感今回は笑前は自分的にはなんとなくなく海くんおしだったけど、剛も悪くないかってかんじになってたなぁって。けど、剛のことは忘れてて海くん覚えてたってことは、海くんの方が記憶に残ってたんだなぁって。今回は今んとこ海くんおしだなぁってダントツ。なんとなく、剛は大人びてて気に食わないっていうか。
    本当の強さは人を信じることってのが残ったかな。優しくしてくれる人を信じるのはまだ簡単だけど、自分を嫌ってる人を信じるのって、自分が傷つくリスクがあるからしんどいけど、それでも信じられるかってのが強さなんかなって。人を恨むより好きになろうとしたいっていうところ、道徳でいう、相互理解寛容そのものだなって。笑まぁこのチナの状況みたいに一緒に住んでたりっていう立場の人間関係?どーしようもない環境における人間関係ではそーしようと努力するのがいいかもだけど、現実では誰もかしこも好きにならんくてもいいかなって思うなって。気が合わない人は絶対いるから。けどその中でも少しでもいいとこみよーとしたり、それに対して寛容になるってのが大事なんだろなって。
    レビューで嫌な人のいいとこを見つけようとするって大変って、嫌う方が簡単ってけど見つけるとプラスになることもあるって笑ホットモットのあのばーさんのいいところ見つけようと頑張ったの思い出す笑

  • 誰よりも深い溝があるのはお母さんだよね。
    子供を人間じゃなくて「子供」という何か別の存在のように見ている気がする。
    長く離れているからお互いのことが分からなくなってるということもできるんだけど、そもそも島に行くことを決めるところから同じだったし、そういう認識で生きてきたのかもしれない。
    このままじゃお母さんがラスボスになるよ。
    自分では子供のために必死で働いてるつもりなのに、実は何にも子供のことが見えていないというのは、悲しいね。
    でも、悲しかろうが何だろうが、その被害を受けるのは子供。
    たまったもんじゃない。

  • 剛くんとチナ。しぶきと仲直り、弟のように思い宿題を見てあげるチナ。見知らぬ外国人の家に行き…

  • 不覚にも泣いてしまいました(笑
    しぶきちゃんと仲直り編です。
    まさにその最後で泣いてしまった…

    今でも続きが気になる本です。


    @手持ち本

  • 段々と進展!今後がどうなるか楽しみ。

  • 自分の居場所が島なのか思い始める。

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著者プロフィール

 広島県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者、コピーライター を経て、作家デビュー。講談社X文庫『風を道しるべに……』等で大人気を博した。 その後、児童読み物に重心を移す。主な作品に、『いちご』(全5巻)、『青い天使』(全9巻)、『パセリ伝説』(全12巻)『パセリ伝説外伝 守り石の予言』『ラ・メール星物語(全5巻)』、『魔女の診療所(全8巻)』、『ドジ魔女ヒアリ(全3巻)』、『ポレポレ日記(全5巻)』、『生きているだけでいい!~馬がおしえてくれたこと~』、『夜カフェ(全12巻)』(以上、すべて青い鳥文庫/講談社)、『倉橋惣三物語 上皇さまの教育係』(講談社)、『風の天使』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『星カフェ この気持ちが恋だとしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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