- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061485112
作品紹介・あらすじ
犯人はどこからきて、どこへ消えた?
雪に閉じこめられたオリエント急行の中でおきた、密室殺人の謎にせまる名探偵ポワロ。
20世紀前半に全盛時代をむかえたオリエント急行は、ヨーロッパのひとびとの、あこがれだった。アガサ=クリスティも実際に、この豪華列車に乗って、遠くバグダッドまで旅をしている。90をこすクリスティの作品の中で、もっとも有名なこの傑作は、このときの体験と、当時、世界じゅうに衝撃をあたえた、幼児誘拐殺人事件をもとに書かれたという。読者も乗客のひとりになってみよう。
感想・レビュー・書評
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登場人物多すぎて、名前が長すぎて覚えられない。
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「オリエント急行で殺人事件が起こった。」なぜ事件は起こってしまったのかを,名探偵ポワロが鮮やかな推理で解決します。
小学 6 年生のときに初めて読みましたが,今でもポワロシリーズを何度も読み返しています。想像出来ない結末があなたを待っていますので,ぜひ読んでみてください。
―I.S.先生 -
180
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図書館に大人向けがなかったのでこれを借りた。
本文中のフリガナ以外は大人用と変わらないと思う。
内容はかなり読みやすい。
登場人物が多いのにスラスラ読めるのは、
筆者の高いテクニックのおかげかもしれない。
結末はけっこうびっくり。
はじめて読んだアガサ作品だが、さすが売れるはずだ。
とはいえ、途中の盛り上がりやお涙的なものはない。
スラスラ読めるので、時間つぶしにはいいかもしれないが、
これからアガサ作品を積極的に読もうとまでは思えなかった。 -
めちゃくちゃおもしろかった…!外国文学だし登場人物の名前覚えられないしってずっと避けてたんだけど、読み終わった今ではこんなおもしろいものを知らなかったのか…!って思ってます。名作と言われるだけあって、飽きないしあっという間に読み終わってしまいました。まさかあの人が犯人だとは思わなかった…謎解きも鮮やかで爽快でした。すごい!感動!
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学生の頃、犯人に関する重要なネタバレを聞いてしまい、読むのを避けていたのですが、、、その情報を知っていてもびっくりするトリックと次々に明かされる謎にワクワクさせられました。
これぞ長年愛される傑作ミステリーだと感激しました。高校生の頃に読んでいたらなぁ。 -
中学生の時これを読んで本が好きになりました。犯人が全く分からなかった…そうきたか
クリスティの本は、自分もポワロと一緒に犯人捜しをする面白さが魅力。 -
白地に赤い龍の刺繍が入ったガウンの人物の描写がやたらコワかった。コレと「そして誰もいなくなった」はクリスティ作品の双璧。