ギヤマン壺の謎 名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 大江戸編 上巻 (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061485143

作品紹介・あらすじ

かっこいいのか悪いのか、イマイチつかめない夢水名(迷)探偵。今回は、なぜか江戸時代にワープし、名前も夢水清志郎左右衛門となってイギリスにあらわれ……と思ったら、つぎは長崎でギヤマンの壺消失事件にまきこまれる。さらに江戸へむかう道中や江戸の町でも、つぎつぎと謎が待ちうける。おもしろさ200パーセントの名探偵夢水清志郎事件ノート外伝、大江戸編上巻登場!

感想・レビュー・書評

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  • 唐突なまさかの外伝。
    いつもの面々がみたいなぁとページを繰る速さがやや鈍重になった記憶が蘇りました(20年前も同じだったような)
    でも、竹光侍……中村巧之介はいいキャラでしたね!
    怪盗九印の匂わせもして、後半もぐっと楽しみになりました。

  • 4-06-148514-8
    C8293¥580E(0)

    講談社 青い鳥文庫 174-8
    ギヤマン壺の謎
    -名探偵夢水清志郎事件ノート外伝-

    著者:はやみね かおる
    画家:村田四朗(むらた しろう)

    1999年7月15日 第1刷発行
    2005年6月25日 第21刷発行
    NDC913

    カバー袖より
    イギリスでは人が消えた…。
    長崎ではギヤマンの壺が消えた…。
    道中では不思議な地蔵に出会った…。
    そして江戸では…。
    大入道(と三つ子)が待っていた!
    清志郎左右衛門の行くところ、どこでももれなく、
    謎がついてくる?

    目次
    大江戸偏序章
    第1の事件 はじまりはエディンバラ
    第2の事件 ギヤマン壺の謎
    第3の事件 六地蔵事件
    大江戸偏外伝 やつの名は巧之介
    名探偵IN大江戸八百八町
    ちょっとしたプロローグ
    第1の事件 大入道事件
    なかがき
    -----------------
    最初に出てきた「レッド・ドリーム」が分からなくてググりました。
    小林信彦先生の〈オヨヨ大統領シリーズ〉に登場した言葉だそうです。東北大学新聞2020年11/12【特別インタビュー】はやみねかおるさん ~デビュー30周年、赤い夢の裏側に迫る~ https://ton-press.blogspot.com/2020/11/hayaminekaoru.html  つまりは「ミステリー」の事なんだとか。オヨヨ大統領、読んだことなかったw
    別の作品には
    メアリーキング・クローズ 路地、裏道。昔馬小屋や屋外のトイレと住宅をつないだ私道の事をクローズと呼んだ。実在のもので現在博物館になっている。黒歴史についてはメモへ。

    半七親分 三河町(半七取物帳・岡崎綺堂著)
    伝七親分 黒門町 (伝七取物帳 陣出達朗著)
    佐七親分 神田お玉が池(人形佐七取物帳 横溝正史)
    P30ページ麗一が岡っ引きになった作品の中に列挙されたもの、どれも読んだことが無い。調べるに5大取物帳なるものが有るとか。読んでみたい。 メモへ

    雪華紋様 紋の一種

    洞穴・ユスリカ・大入道 …。
    バッタではないんですねw
    (バッタを倒しにアフリカへ、前野ウルド浩太郎著もおもしろかったな)

    現代版の三姉妹のものより楽しめました。
    他にも舞台が江戸時代のものが有るみたいです。
    引き続き読んでみます。
    「捕物帳」のジャンルは読書経験が皆無で、児童書の銀太捕物帳(那須正幹著)程度しか知らないので、読んでみたいです。

  • 大好きな夢水清志郎シリーズを久しぶりに読んだ!はやみねかおるさんの書く本は読みやすくて、おもしろくて、必ず明るい気持ちになるから本当に好き。コミカルな文章が読んでいて本当に楽しかった。
    「もっと悲しいのはね、亜衣ちゃんたちが、この世の中がへんなことを、しかたがないことと受け入れていることだよ。」
    時々、心にスッと入ってくる文章がある。それもはやみねかおるさんの作品の魅力の一つだと思う。

  • 江戸時代、夢水清志郎左右衛門の物語です。

    イギリスでは現金をぬすんだ男が路地から消えた謎を解き、長崎の出島ではギヤマン壺『光一』がぬすまれた謎を解き、江戸への道中では峠のふもとにあった地蔵がてっぺんへ移動した謎を解きます。

    そして、江戸に着いた教授は、お馴染みの亜衣、真衣、美衣の三つ子や、真里さんに会います。江戸では、居合い抜きの達人中村巧之介とも出会います。
    そこで、大入道が出る事件を解決します。

    時代は変われど、人が幸せになるように謎を解決してくれる教授は全く変わらず、やっぱり大好きでした。

  • 夢水清志郎事件ノートシリーズ番外編
    登場人物が江戸時代の人になって登場します。

    子供の本にしては、時代が違うこともあって少々想像しにくい部分が多く、難しさを感じました。
    調べながら読むと歴史の勉強にもなって良いです。
    基本的にはフィクションなのですが、要所要所の単語に実際の人物の名前や場所が出てくるので、歴史を好きになるきっかけになると思います。

    竹光を操る芸人、中村巧之介がとてもかっこいい。

  • 巧之助さんの天真流ってカッコイイ✨✨✨
    江戸時代って生まれてからもう仕事が決まってたもんな〜
    難しい

  • 久しぶりのはやみねさん。相変わらずぶっとびな推理。

  • あれ、これまでより格段に面白くなっているような。
    自分、初めてちゃんと読んだはやみね作品が「ぼくと未来屋の夏」で、続けて虹北恭助シリーズだったので、あの大人達のぶっとんでる、超えちゃってる感を、すごいなぁと面白く思ってたのですが、それがこの辺りから出ているような。

  • 江戸時代に名探偵と名乗る教授がすごく不思議。でも現代だろうが江戸時代だろうが教授は教授だった。これを外伝にするのはもったいない。もう本編でもいいんじゃない!?と思うくらい私は読んでいて楽しかった。特に教授と梅太郎のコンビはよかったなぁ。合ってるような合ってないような、不思議なコンビだったけどそこが良かった。あと真里さんのジャーナリスト魂はすごい。江戸時代でも忙しそう…。

  • 【374】

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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