犬: イヌはぼくらの友だちだ (講談社青い鳥文庫 212-1 動物の学校 1)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061485402

感想・レビュー・書評

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  • 犬という不思議な動物の起源、犬種の誕生とその意味するところ、犬を飼うということ、野良犬問題について、誤って伝えられている犬の性質・行動としつけについて、etc.etc.
    真に重要な部分は繰り返し繰り返し、まだ正確な理解が難しいと思われる部分は思い切って簡略化して、あくまでも子供が読むことを前提に記されている。

    ところどころムチャゴロウ的論理の飛躍に感じられてしまう箇所もあるのだが、丁寧に読むと、それは対象年齢を考慮した熟慮の末の結論の単純化だということがわかる。
    ぼくは、ページをめくるたびに、ウンウンと大きくうなずかされた。
    密度の濃い長年の経験から導き出されたコトバには、力強い説得力を感じる。

  • 犬という不思議な動物の起源、犬種の誕生とその意味するところ、犬を飼うということ、野良犬問題について、誤って伝えられている犬の性質・行動としつけについて、etc.etc.
    真に重要な部分は繰り返し繰り返し、まだ正確な理解が難しいと思われる部分は思い切って簡略化して、あくまでも子供が読むことを前提に記されている。

    ところどころムチャゴロウ的論理の飛躍に感じられてしまう箇所もあるのだが、丁寧に読むと、それは対象年齢を考慮した熟慮の末の結論の単純化だということがわかる。
    ぼくは、ページをめくるたびに、ウンウンと大きくうなずかされた。
    密度の濃い長年の経験から導き出されたコトバには、力強い説得力を感じる。

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著者プロフィール

1935年、福岡県生まれ。「ムツゴロウさん」の愛称で親しまれる。その純真無垢にして豊かな感性での動物・自然とのかかわりは大きな支持を得ている。1968年、「われら動物みな兄弟」で、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。1977年、環境の文学で菊池寛賞受賞。2008年、『ムツゴロウの東京物語』(柏艪舎)を出版。

「2009年 『ムツゴロウのニッポン物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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