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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061485464
感想・レビュー・書評
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わたしが子供の頃に読んだフランケンシュタインは無邪気な少女に出逢ってハッピーエンドだったと記憶してるんだけど。
とにかく切ない。
誰を恨んだら良いのか、誰に救いを求めたら良いのか。
ある時代の本を読んでいると美しいものには美しい魂が宿って醜ものには醜魂が宿るって信仰があるような。
「レディとはどう扱うのではなくて、どう扱われるか」って言ったのはマイ・フェア・レディのイライザだけど、周囲の対応って人の成長への影響が大きいなあ。
チビちゃん達にも可愛いよー、大好きだよーってたくさん言おう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
以前、Eテレの番組で取り上げられていたのもあり、ずっと読みたかった一冊。
天才科学者が作り出した、今までにない人造人間。
人間を超える完璧な存在になるはずだったそれは、なぜか、「怪物」となってしまう。
愛されたい怪物と、愛することができない博士、ふたりの男の哀しい物語です。
今回、手に取ったのは児童書でしたが、大人が読んでも感心するくらい、哲学的な話でした。
余談ですが、博士と怪物のイメージには、海外ドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』のゴールドさんとルンペルを思い浮かべてしまいました…。
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