おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 465
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061485525

作品紹介・あらすじ

あなたはショートショートって知っていますか?すごく短くて、ラストには奇想天外などんでん返しのある小説のことです。星新一は、そのショートショートの天才です。生涯に1000編以上も書いた、その作品の中から14作品を選りすぐりました。すぐ読めて、ながく楽しめる星新一の世界。小学上級から。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    いや〜面白かったな〜。
    これねーもちろんお話も面白いんだけど、
    最後の解説は絶対読んだ方がいいよ。
    これ読むともっと星新一のショートショート読みたくなっちゃうんだよねー。
    これ結構読み終わるの時間かかった。
    早く読み終わるかなーと思ったら案外長くて(汗)
    だから知ってるお話は飛ばした(他の本で読んだから知ってた。)
    っていうか星新一さんって1000個以上の作品を作ってるんだね。

  • 星新一のショートショートは日本サイエンスフィクションの古典的代表作といえる作品ですが、現在2010年に読んでもまったく色あせていないところが、素晴らしいところです。
    子供達への読み聞かせ用に再読したのですが、思った通りこれは使える!と思いました。
    一話10分~15分以内で読めるし、内容も奇想天外、SF好きじゃなくったって絶対楽しめるお話がいっぱいです。
    一冊通読できない子供にもお薦め、読書嫌いの男の子の入門暑にいかがでしょうか??

    この本は児童向けに全ての漢字にルビがふってあり、小学生でも読めます。 内容から高学年向けにお薦めします。

  • 『#おーいでてこーい ショートショート傑作選』

    ほぼ日書評 Day590

    星新一のショートショート傑作選。最近、BS NHKで著者の作品を原作としたショートドラマが面白かったので、30年以上ぶりに読んでみた。

    「傑作選」ゆえ、もちろん面白いに違いないのだが、近未来SFにありがちな、将来の科学技術予測をやり損なって、逆に古臭く感じる類が一切ないのが驚き。それだけ、人間の本質に迫った内容ということだろう。

    ややブラックなペーソスの効いた話が多い中で、サンタクロースの出てくる話が、個人的には好みだった。

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  • どの話も日常生活の不思議な出来事みたいなかんじで始まり引き付けられるが、絶望的な雰囲気で終わるのでうんざり。この読書を楽しめる人なら良いけど、私は好きじゃない。

  • 本好きな友人に、 352ページ でまさかの50話が収録されている「ボッコちゃん」をおススメしてもらいましたが、図書館になかったのでとりあえず「ボッコちゃん」も収録されている本作を読んでみました。

    余計な説明は一切無い簡潔な文章にも関わらず、どの作品も起承転結がしっかりしていてかついろいろと考えさせられるメッセージ性も込められていて面白い!!大抵の子供は星新一さんの本を読んだら本好きになるんじゃないかな~☆

    全体的にブラックユーモアな作品が多いですが、なにげにサンタクロースの話がかなり好き♪この本は250ページで14話と星新一さんにしては長編の部類の入るのかもしれませんが、「ボッコちゃん」の方はどんな感じなんだろう??Amazonで購入しておいたので今から楽しみです☆

  • ショートショートの神様と言われる星新一さん。子供に編纂されたものということで、読んでみたが、皮肉っぽかったり、とにかく全体して暗い結末のものが多く感じのものが多い。子供たのしめるのかな。アラフォーの私はあまり楽しめませんでした。そして、内容的にも、あまり自分の子供にはすすめたいと思えませんでした。

  • 30年度 5-3
    9分

  • とても短くて、ラストには奇想天外などんでん返しのあるしょうせつです。しょうがいに1000ぺん以上も書いた作品は、とてもおもしろいです。

  • なんでも捨てれる都合のいい穴を見つけた人間たちへのしっぺがえし。
    思わず反省してしまった。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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