パスワード魔法都市 -パソコン通信探偵団事件ノート(10)- (講談社青い鳥文庫)

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  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061485662

作品紹介・あらすじ

香港で謎の男・「伯爵」の誘いをうけたレイは5人の電子探偵団員を引き連れてロンドンへやってきた! そこで待っていたのは「ドラゴン」の出現という怪事件だった! さらに、アイザックが消失するという重大事件も発生。伯爵と事件の関係とは!? アーサー王伝説にまつわる秘密、しゃべるロウ人形、ミイラまで登場して、ロンドン編はスリル満点!! 伯爵のおそるべき野望に、マコトたちはどうやって立ち向かうのか!?

感想・レビュー・書評

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  • アイザックが喰われたのかと思った。
    でも、実際は喰われたんじゃなくて、つれさられただけだった。
    アーサー王の[ミイラ]があるなんてーー最初は伯爵は馬鹿なのかと思っていたwww

  • チビ2号、移動図書館にて

  •  前作『パスワード龍伝説』の続編となる作品。香港の事件は解決したものの、最後に伯爵が登場。ネロと5人の電子探偵団は、伯爵の誘いにのって、ロンドンにやってくるのでした。

     それにしても、Webカメラとかフリーメールとか、パソコン通信で始まった電子探偵団も、ずいぶん現代的になってきました。事件もかなり本格的で、小学生が解決するのはちょっとヘビーな感じもしますが、さすがは電子探偵団。痛快に解決してくれます。

     また、アイザックの存在も忘れてはいけません。危機一髪、監禁の身から逃げ出すあたり、さすがです。マコトとみずきの、ハートウォームな関係もステキです。

  • APK48公式キャラクター【まゆ】がオススメする本ダヨッ!

  • 大きくなった今でもパズルは難しい。
    テンポもいいし、好きです。
    実写化するならレイさんは松嶋菜々子かなぁとふと思いました。

  • 小学生が目の前で人が溺死するのを見て普通にしてられるのかという、
    ミステリーのお約束は置いておいて。

    マコト、女の子の誕生日忘れちゃダメだから!

    ロンドン行きたいなぁ。スコーンにフォートナム&メイソンの紅茶。
    ホームズに大英博物館。
    スコットランド=ヤード…!

  • パスワードシリーズ第10弾。
    前作の『パスワード龍伝説』の続編ですが、別の話としてもちゃんと楽しめます。
    前作の事件の続きを解決するためににロンドンに向かったレイと電子探偵団のメンバー。ロンドンで出迎えてくれるはずのアイザック・ホームズは何者かに誘拐され、アイザックは監禁されている場所で彼なりに事件を推理、レイは『パスワード龍伝説』で関係した“伯爵”に呼び出され単独行動しながら推理、そして電子探偵団のメンバーはホームズ家の執事カトーと一緒に赤いドラゴンの謎解きや、誘拐されたアイザックの居場所などを推理。彼らの推理が、最終的にウェールズのリデル城で合流し、過去の作品で出てきた田中一茶青年も登場して、事件を解決。という話。

    舞台がロンドンだけに、マザーグースの詩の引用がそこかしこに登場していて、イギリスらしくもあり、マザーグース好きの血をくすぐられました。
    事件はアーサー王伝説に擬えられているので、アーサー王伝説をしっていればもっと楽しめるかも。
    全体的にパズルはいつもより少なめではありますが、推理が多めで心地よく、ストーリーも深くて大人まで楽しめる作品だと感じます。
    赤いドラゴンの謎を解く時に、ダイや飛鳥の知識とマコトとみずきの勇気をまとめているのが、電子探偵団のチームワークの良さが出ていて良かったです。

  • in ロンドン!

  • 『パスワード龍伝説』の続編。
    謎は謎のままでは終わらない。
    アイザックの推理が冴える。
    もちろんマコトも負けてはいない。

    暗証番号はいったい?

    とても面白く読めるストーリーです★

  • 楽しみにしてたドラゴン伝説第二巻は久しぶりのアイザックが活躍してます。マコトもアイザックも探偵能力ばつぐんです。あの謎の人物、伯爵の計画がすべてわかってなんだかスッキリしました。レオンリーは青い龍だの口だけでしたが伯爵はアーサー王をクローン技術でよみがえらせるということまで計画してあるのだからレオンリーとはくらべものになりません。ロンドンをのしあるくドラゴンがホログラフィーだということがわかったときはメカ少年、飛鳥に本気で感心してしまいました。すいりすることがたくさんあって第十巻目は楽しんで読めました。

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著者プロフィール

神奈川県に生まれる。早稲田大学文学部卒業後、フリーライターに。1995年より講談社青い鳥文庫で「パスワード」シリーズをスタート。現在までに37巻を数える人気シリーズとなる。ほかの作品に『竜太と青い薔薇』『竜太と灰の女王』『オレンジ・シティに風ななつ』「レイの青春事件簿」シリーズ(いずれも講談社)、「鉄研ミステリー事件簿」シリーズ(KADOKAWA)などがある。


「2023年 『おはなしサイエンス 恐竜 恐竜の町で見つけたこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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