ジャングル・ブック (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061485716

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  • 面白い、けれど差別的だ。というのが読後の感想。
    キップリングはインド育ちなので、インドコミュニティの脅威を感じる機会も多かっただろうし、自分がインド社会に同化できないことを体感として知っていたんだろう。
    それが主人公の心象、行動に反映されているように思う。
    例えば、主人公はインド人の設定だが、インドコミュニティになじめないイギリス人だとしたら?としてみると、色々な点に納得がいく。
    本の中のインド人夫婦は、何故、イギリス人コミュニティに助けを求めるのか?(そして、実際に援助してもらえるのか?)
    インド人同士の争いなら、イギリスは介入しないだろう。しかし、片方が、インド人コミュニティに迫害を受けたイギリス人だったら?
    勿論、即座に介入し、イギリス人側に有意な計らいをするだろう。
    また、一部の村民が主人公に対し行ったことで、コミュニティ全体が破壊される、ということも、とても植民地的なやり方だと思う。

    もともとのテーマが、差別ではないことは、重々、理解している。
    しかし、本からにじみ出てくる無意識下のインド人差別の根深さに、時代背景を感じ、色々考えさせられた。

  • インドのジャングルでオオカミの一族に育てられたモーグリ少年が、ジャングルの掟を守り、動物たちとくらす日々。
    サルと闘ったり、トラのシア・カーンをやっつけたり、ジャングルの仲間総出で赤イヌと闘ったり、アニメ映画のイメージがあったので、こんな闘いの物語だとは思わず、なかなかワクワクしながら読めた。
    ジョングルの仲間たちは命を奪いあうこともあるけれど、同じ掟のなかで共に生きている。
    生きるため以外に命を奪うのは人間だけ。

  • 人間だって動物だって掟を破ると集団から追放されます。

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