「ミステリーの館」へ、ようこそ-名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061485976

作品紹介・あらすじ

引退した老マジシャン、グレート天野のつくった『ミステリーの館』。そこに招待された人々を待っていたのは、幻夢王(げんむおう)と名乗る謎の人物からの脅迫状だった。そして翌日、第一の予告状にあった「消失マジック」のことばどおり、老夫人が部屋から消えた……。密室のトリックの謎にいどむ夢水(迷)探偵の推理が、またまた読者をあっといわせる。名探偵夢水清志郎事件ノート第10作!

感想・レビュー・書評

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  • ちゃんと読んだ初めての小説。
    知り合いが読んでいたから自分も何となく買って読んだけど「こんなにも小説は面白いのか」と、今まで生きていた中で一番の衝撃を受け、退屈な日常がどこかに吹き飛んでいってしまったみたいだった。(今まで、といっても当時小学3年だけど笑)
    読書に没頭していくきっかけになった本でもある。最初に出会ったのがこの本じゃなかったら本を読むことに今ほど楽しみを見出だせていなかったかも。はやみねかおるに(いい意味で)人生狂わされた人間は多分私だけじゃないはず。
    袋とじの本が珍しいということすら知らずに読んでいた。楽しかった。初めて読んだ時から何年も経つけど、今でもたまに当時の気持ちを思い出すように本を開いている。自分にとって大切な一冊。

  • 4-06-148597-0
    C8293¥670E

    講談社 青い鳥文庫 174-13.
    ミステリーの館へ、ようこそ
    名探偵夢水器清志郎事件ノート

    著者:はやみねかおる
    画家:無浦田四郎(むらた しろう)
    2002年8月28日 第1刷発行
    発行所:株式会社講談社

  • 小学生の頃はまっていました。何度も何度も読んでたみたいで、ほとんど内容を覚えていました。
    当時はあんなに時間がかかっていたのに、1時間ちょっとで読めてしまいました。
    学童向けだけど、大人が読んでも面白いと思います。

  • 「人間はいつだって、自分にあう世界をもとめて欲求不満になっている。そやけど、そんな世界なんて、ほんまにこの世にあるんですかね?ーーそれこそ幻想やと思いますよ。」
    さらっとした文章なのに、心にグサリと刺さる、はやみねかおるの世界が、私は大好きだ。

  • 図書館で借りたので袋とじは楽しめず残念だった。
    シリーズの中でも、とても驚くようなラストになっていて面白かった。

  • 教授、伊藤さん、亜衣、真衣、美衣とレーチは、マジシャンのグレート天野がつくったテーマパーク『ミステリーの館』に行きます。そこで教授は、本物の『ミステリーの館』へつうじるかぎをもらいます。

    教授はかぎを手に入れて本物のミステリーの館に行きますが、本物のミステリーの館は袋とじになっており、それだけで進むのがワクワクします。

    幻夢王と名乗る人物からグレート天野に復讐するという脅迫状がとどいており、本物のミステリーの館に集められた人たちは、そのゲームに参加させられます。

    道で崖くずれがおきて陸の孤島になってしまったミステリーの館。そこで幻夢王が行う消失マジックと脱出マジック。民族学を研究する学生快人の推理によりマジックの謎は解けたかに思えますが、何故かもやもやが残り、赤い夢へと誘われます。

    そこでまた袋とじです。教授が本当の謎解きをしてくれます。
    赤い夢の世界にいる教授。私もはやみねかおる氏のおかげで、赤い夢を楽しむことができました。

  • 二重の袋とじ小説
    上下に分かれて亜衣とレーチのすれ違い同時進行

    受験生

    キノコを生やしていた教授
    晴耕雨読の実践をした梅雨

    フーダニット

    フーダニットとは、誰が犯罪を犯したのかという謎に焦点を当てた、複雑な筋書きのある推理小説を指す。読者や視聴者には、「犯人の正体を推理するための手がかりが与えられ、物語のクライマックスでその正体が明らかになる」といった展開が描かれることが多い。捜査は通常、風変わりな素人またはセミプロの探偵によって行われる。

    亜衣のそれわた原稿〆〆密室
    教授が読んで謎解き

    野球部の部室の密室
    マスターキーで開けた外扉と開かない内扉
    木製の内扉は雨で膨張していた
    壊して中に入ったと思っていた見回りの先生だったが、
    かんぬきは、もともと壊れていた

    ジメジメ密室


    引退した手品師、グレート天野のつくったミステリーの館

    レーチが亜衣にチケット2枚渡す
    雑誌セシーマ編集の伊藤さん
    新しい車ポチアマゾン

    美食ミステリー
    名探偵や雪男のコスプレをした人
    呉井さんのマジックショーで教授が勝ち、豪華景品のミステリーの館の鍵をもらう

    ボールの入ったコップを当ててもらうゲーム
    ボールは入れておらず、客が示したところとは別のコップから現れたように見せていた
    パームという技術
    教授は中央を指定し、外側2つを明け、3つのうちどちらにも入っていないため、当たっていると"証明"した

    箱は音が出ないよう布で包み、叩き割ると現れるという
    割ると、なにもないと思ったが、
    最初からわれた鍵が入っていた
    接着剤でつなぎ合わせると鍵となった
    箱の一面が招待状になっていた
    書かれていた電話番号に電話し、迎えの時刻を聞く

    本物のミステリーの館へと招待された

    第一の館、第二の館、第三の館とある
    グレート天野の館には、
    透視ができる女子大学生と、その友人の民俗学研究室の男、
    ゲームソフト会社の女、上越警部と岩清水刑事、
    がいた

    警部達がいる理由を尋ねると、
    幻夢王と名乗る犯人から、脅迫状が届いたという

    月が死んだ夜に開幕する
    グレート天野への復讐劇
    の予告だった

    グレート天野は大火傷を負ったため、
    仮面で顔を隠し、車椅子でひかれていた
    館には、グレート天野、その夫人、介護の看護師の加護麗さんで暮らしているという

    世界で2番目に高いワイン

    第二の館にいく
    エレベーターで5階にのぼる
    夫人も、仮面をつけていた
    脅迫状が届いてから、部屋に鍵をかけているという

    調べ物があり車で出ていた伊藤さんから電話があった
    土砂崩れで道路が塞がり、行き来できないという
    シェフも同じと聞き、教授が幻夢王に憤慨する

    幻夢王は、グレート天野のマジック中に起きた火事に巻き込まれ姿を消した若手マジシャン、ハリー・カーゴ・クローネンだろうと伊藤さんは推察した

    居眠り、迷路で迷子の岩清水刑事

    第一のトリック
    消失トリック

    夫人が消えた
    煙突のない暖炉で、煙の出ない薪を使っているとのことだったが、煙があり見ると
    夫人の肖像画が燃えていた

    春菜さんの透視で快斗さんが謎解きをする
    エレベーターで動いているのは、エレベーターではなく
    部屋だった

    5階から1階に部屋を移動させ、窓から夫人をつれだした

    第二のトリック
    脱出マジック

    幻夢王は、グレート天野
    マジシャンは種明かしをしてはならない
    例え、他の人のマジックでも

    グレート天野は、マジックでゲームをしたかった
    自分のトリックが見破られるか

    第三の館でグレート天野が迎えた
    爆発が起き、三分後に館は崩れ落ちるという
    クローゼットの扉を開け、グレート天野が消えた

    教授はのんびりと、マジシャンは客を危険に晒すような真似はしないといった
    マジシャンが観客からほしいことばは、ただ一つ…
    「だまされた……。」

    グレート天野からの手紙を読む
    妻と海外にいくこと、後のことは麗さんに任せるとのこと、ゲームができて楽しかったということ


    模試を受ける亜衣
    真衣と美衣は本番突破派だ
    カレーなのに食卓に現れない教授

    麗さんに質問
    グレート天野はワインが嫌いか?

    グレート天野、夫人はどちらも人形だった
    肖像画を燃やしたのは怒りを表すためではなく、
    人形を燃やしたことのカモフラージュ

    腹話術で声を出していた

    自殺したマジシャン、父ハリー・カーゴ・クローネンと日本人の母の子
    天野に引き取られマジックを教わった

    本物のグレート天野は、5年前夫人との旅行中にトラックにはねられ亡くなった


    夢を見なくなった人たちを観客に
    退屈な現実世界という舞台で、
    さめることのない赤い夢の世界をつむぎだしたいという

    それが犯罪でも


    元気のなくなった教授

    元気になるように海に行くことを考える亜衣と
    亜衣と2人で海に行くことを考えるレーチ
    けんかみたいに言い合って、笑い合った

  • 小中学生の頃に大好きだった夢水清志郎シリーズ。私のミステリー小説好きな所は、思えばこの頃からもうそうだったのかもしれないな〜。
    中でも本作には、子どもながらにちゃんと衝撃を受けたのを覚えてる。子ども心を掴む袋とじの仕掛けにも大興奮だったな。
    人が死なないミステリー小説。素敵です。大人になって色んなミステリーを読んだ今だからこそ、改めてまた読み返したくなるシリーズです。

  • 最後に麗さんが天野さんの声で喋ってたのが不思議

  • 図書館で借りてしまっているので、味わえない醍醐味だけど
    袋とじの本。
    夢水清志郎シリーズ。

    推理小説は好きだけど、ミステリーは好きだけど
    ぼ〜っと読んでいるだけなので、謎解きは一切わからない。
    なので、本格推理小説の「読者への挑戦状」は
    私には関係ない。
    なので袋とじも関係ない。

    けれど、なんとな〜くそそられます(笑)

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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