天使のはしご 5 (講談社青い鳥文庫 213-8)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486065

感想・レビュー・書評

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  • 『天使のはしご〈5〉』再々読
    やっと読み終わった。充実した三連休でした笑
    最後は各々がいい感じで幸せになれたことでしょう…救いあうために出会ったと思えるようになったところが一番印象に残った。そう思えることが一番だよね〜と思って。
    憎しみあうよりもどこかで受け入れて許しに変換できたら一番いい。
    許しと救いがテーマのシリーズもの。
    ずっと昔に読んで以来たまに読みたくなる時がある。すごく、すごく、読んでいる私までもハートフルな気分になる。今読んでよかったですよ。すっごく荒んでいたからw
    このシリーズもののタイトルの由来が聖書なんだよね。昔からここの箇所は好きで。一方で薄明光線っていう気象現象のことも指すんだけど、そういう気象現象を春や秋の空でみかけるたびに浄化するんですよ。生きててよかった〜ってなる。

    2022.8.22(3回目)

  • 若い頃に読んだ作品。
    児童文学やのに暗い話やけど好きやった

  • 2003 5 24

  • はぐみさんに紹介された「永遠に恋物語が好きな女性に贈る小説」(^^)いくつになってもロマンスというものは胸をときめかせてくれる人生のスパイスだ(笑)姉妹の目の前で父親が母親を殺し、それ以来声を失ってしまった少女。姉とは離ればなれになり父方の祖母と共に暮らす少女が初めて外へ出たいと願ったのが、キックボクシングに励む想との出会いだった。一夜にして家庭も両親も失ってしまうという重すぎる傷を負った少女がこの先どう生きていくのか…彼女に救いと許しは訪れるのか…対象が小学生高学年からという児童文学だが、人として生きる普遍的なテーマを語る物語のように感じた。著者はかのキャンディキャンディの原作を書かれた方だそうだがなんか納得。(漫画はあらすじぐらいしか知らないけど)その後話は想が試合中の事故で亡くなり、その対戦相手、竜人との関わりが描かれる。敵役とも言える竜人とのやりとりで、少女は人を憎むこと,思いやる事,癒す事そして許す事を学んでいく。家族や学校との絆を取り戻し、人を理解しようとする姿勢が人生において何より大切なのだと気づく。途中で涙が止まらなくなるほど純粋な叫びと癒しにあふれた作品だった。人として大切な何かを思い出したい時、優しさと許しに満ちた青春の輝きに触れたい時にひっそりと読み返したい話だと思う。最初は児童書?少女の恋愛??と今の自分にはかけ離れた感覚になってしまったのではと半信半疑だったが、読めてよかったと心から思う。今度ブック○フで見かけたら買ってこようかな…

  • 実はこれしかもってなかったりする(プ

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著者プロフィール

東京都生まれ。児童文学作品を中心に幅広く活躍。作品に『赤い実はじけた』(PHP研究所)「ふーことユーレイ」シリーズ『風夢緋伝』(共にポプラ社)『レネット 金色の林檎』(金の星社)『小説キャンディ・キャンディFINAL STORY』(祥伝社)『ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫』(講談社)など。

「2018年 『窓をあけて、私の詩をきいて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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