ポンコツタイムマシン騒動記 (講談社 青い鳥文庫fシリーズ)

著者 : 石川英輔
制作 : あさり よしとお 
  • 講談社 (2003年9月25日発売)
4.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486287

ポンコツタイムマシン騒動記 (講談社 青い鳥文庫fシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 最初に書かれたのが昭和52年だから、もう35年以上前ですな。それが21世紀になってから改訂の上で新版で出るのだからジュブナイルは面白いです。
    ガラクタから造られたタイムマシンの実験に巻き込まれて、さあ大変。というのだから言った先でトラブルに巻き込まれるのかと思いきや、元の世界に戻ることが主眼となっていました。過去に戻った後、そのまま元の時代に戻ってもそこは全くの元の世界でなく平行世界のひとつであるという解釈が面白いです。確かに過去が変われば未来は変わる訳であり、そうなると無限の枝分かれが生じてしまうのもタイムパラドクスのひとつとして判る話。こういうのがSFを読む種になるのでしょうね。

  •  まぁ、こんなもんっちゃー、こんなもんか。あらすじは至って単純、どこにでもありそうなもの。
     がらくたを集め、修理し、売ることで生計をたてているかたわら、自らの発明に力を注ぐ、元理科教師の“先生”がタイムマシンを発明。そこへ出前に来たラーメン屋の息子、サブちゃんと、先生の娘のトキ子さんが乗り込み、タイムトラベルに出発!だが、すんなりとうまくいくはずもなかった――。
     気になった点の一つとして、サブちゃんとトキ子さんがべらんめぇ口調で話すということ。個性を出したいなら、せめて一人にしろよ、と言いたい。それにテンポが良いのは良いけれど、やはりこういった話は、どこかで見た感が非常に強い。ただ、タイムマシンで行った先の世界が、無限に存在するパラレルワールドの一つだっていう発想は面白かったな。しかし、それで「似ているからこの世界でいいや」って、あくまで“元の世界”に戻らず、妥協してしまうところはザツと言うか、おおらかと言うか。

  • 今でこそ江戸時代エッセイで定評のある石川英輔氏の、私が勝手に想像するに、原点のような作品。現代人が他の時代を見たらどのように目に映るか、という視点が、他の単なるタイムスリップものSFと違って新鮮。
    実は、ン十年前の小学生の頃に読んで、石川英輔氏のファンになった。もう、絶版になったものと思っていたら、違う出版社から装丁を変えて今も出版されていたことを知り、感激!

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