陰陽師は名探偵! 安倍晴明とタイムスリップ探偵団 (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
3.65
  • (5)
  • (6)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 112
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486539

作品紹介・あらすじ

大人気!!「名探偵!」シリーズ
わがまま安倍晴明(あべのせいめい)とであって、こんどは魔界へ時空を超える(タイムスリップ)!?謎の声にみちびかれて、怨霊魔王(おんりょうまおう)とズッコケ呪術(じゅじゅつ)バトル!!

謎の声に呼ばれてタイムスリップした香里(かおり)たちは、まだ陰陽師(おんみょうじ)見習いでわがままな安倍晴明にであう。天皇の命令で、蘆屋道満(あしやどうまん)と呪術くらべをおこなうことになった晴明だが、その最中に、こんどは魔界へタイムスリップしてしまう。そこは妖怪たちがすむ世界だった。ついに正体をあらわした謎の声の主と、激しい呪術バトルが始まる。声の主の正体とは、その勝敗は?第5弾は、魔界ジェットコースターバトルだ!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [墨田区図書館]

    久しぶりのタイムスリップ探偵団。やっと5冊目。
    ずっこけ三人組のようなノリで、多少前作までに出てきた他のタイムスリッパーたちがことあるごとに絡んできて繋がりを持たせているしシリーズ感はとてもいいんだけれど。うーん、どうだろう?このシリーズで体感?してほしかった時代感はともかく、全体的にひょうきんすぎなせいか、人物像がもしかしたらぼやけてないかな??少なくとも私はあまり前作までの具体的な人物像や話がパッと出てこないし、文や構成はやや長く普通の本なみだし、途中途中にしっかりと謎解き要素?の問題も出てくるのはいいんだけれど、マジックツリーのような、「その時代」「その人」の印象が薄い、"タイムスリップ"にすがりたかった利点がやや薄いみたい?

    一応5冊は読んだし、子供自身が読みたがるのでなければ一旦このシリーズは注視して、もう少し「字のある本」は、"読んで"欲しい本に差し替えるか。

    ただちょうどこの本を読ませている時期が、2018年の平昌オリンピック×羽生ゆずるのフィギュアスケートの時で、今回オリンピックで金メダル二連覇を果たした彼の選曲は「SEIMEI」で、この安倍晴明。偶然とはいえやや繋がりもあったし、せめて「陰陽師の安倍晴明」くらいは記憶の片隅に残って欲しいな。

  • 晴明くんが呪文を唱えるとき、「むにゃむにゃ。」としかいってなかったのが、面白かった。

  • APK48公式キャラクター【まゆ】がオススメする本ダヨッ!

  • チビ1号、移動図書館にて

  • 謎の声に呼ばれて平安時代にタイムスリップした香里たちは、わがままな少年安倍晴明とともに、今度は魔界にタイムスリップ。
    ついに正体を現した謎の声の主との呪術バトルの結末は? 人気シリーズ第5弾。

  • (シリーズ・5)。0912読みたい本

  • 謎の声に呼ばれるまま神社の鳥居をくぐり、再び平安時代へとタイムスリップした3人。
    わがままで力が安定しない陰陽師見習い・安倍清明と出会い、共に魔界へと導かれ、妖怪魔王・菅原道真となぞなぞ対決に臨む。
    無事に人間世界、また現代社会へ戻ることができたが、清明にこき使われて嫌気のさしていた式神が付いてきて、ペットの犬として香里に飼われることに・・・。
    シリーズ第5弾。

    (2008/5/8 読了)

  • 香織ちゃんが名門私立中学に受かったとのこと。
    頭のええコは好きやで…。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1960年福岡県生まれ。1982年日本大学法学部卒業後、出版社に勤務。歴史雑誌編集者を経て、現在作家。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞。主な著書に『 選書775 日本史・世界史 同時代比較年表 そのとき地球の裏側で』(2005、朝日新聞社)『選書 水戸黄門は旅嫌いだった!?』(2006、朝日新聞社)『真説の日本史365日事典』(新書、2004、文藝春秋)『1日1時間 1週間でわかる図解日本史』(2005、二見書房)『1日1時間 1週間でわかる図解世界史』(2000、二見書房)『信玄と勘助111の謎』(文庫、2006、成美堂出版)『石原莞爾—「満洲国」建国を演出した陸軍参謀』(文庫、2002、PHP研究所)『実朝を殺した男—『吾妻鏡』殺人事件』(2004、有楽出版社発行・実業之日本社発売)『坊っちゃんは名探偵!—夏目少年とタイムスリップ探偵団』(青い鳥文庫、2001、講談社)『お宝探偵団とわがままミカド』(2004、学習研究社)『吸血鬼あらわる!—帝都〈少年少女〉探偵団ノート』(2005、ジャイブ)ほかがある。

「2007年 『日本史人物「第二の人生」発見読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

楠木誠一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×