- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061486614
作品紹介・あらすじ
想像力の限界を超えた大冒険!
松原秀行さん大絶賛!「ともかく一気に読み終えたぼくは、『おもしろかった!すごかった!感動した!』と、大大興奮のうちに本を閉じました。そして。それで終わりではなかったのです。」――<解説より>
夜の11時になると、まもるの家の下から聞こえてくる怪しい震動音!古文書などから、こうじが丘では、この不思議な現象が何百年も前から60年ごとにおきていたことを知ったまもるたちは、その怪現象の中心地に調査にむかう。古い子守歌どおりのねじれた松葉、強い磁性をおびたくぎ……謎はますます深まっていく。壮大なスケールのSF冒険物語!
感想・レビュー・書評
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タイトルが凡庸に思われたが、内容に関わる深い意味があった。
「虚無回廊」で使ったアタマを休めようと、ジュブナイルに手を出したら、そこは小松先生、子ども相手でも容赦ない。
初出は1970年、「日本沈没」の予習で仕入れたとおぼしき知見が披露されている。
苦言を呈するなら本書のイラスト。東京芸大卒とは思えぬ不確かなデッサン。カバーイラスト右下の少年、首と上体の繋がりが不自然ではないか。 -
小学生の頃に読んだ作品の再読。小学生低学年にはとても壮大なストーリーであったが、中年にさしかかった大人から見るとまた違った印象。それでも先が気になりページをめくらされる作品。アフリカ出身の人の描き方には時代を感じる。
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夢中でドキドキしながら読んだ本です。
意志の力やイメージの力、思考ってエネルギーなんだと
今でも思ってます。(`ё´)ゝ -
1970年に刊行されたジュブナイルSF小説の復刻版。
60年ごとに発現する怪異を調べると地下に謎の空間を発見し、そこで次々と不思議なことに巻き込まれていくお話です。
40年も前に書かれた作品ですが、年号や時代背景以外は今でも全く違和感ありません。
子供も大人と同等に扱われる設定、それでいて子供を護ろうとする大人。
命がけの冒険ながら、希望の持てる読後感がすごく良かった。
未来に残したい名作。 -
2008/03/14読破。
一昔のSFはやっぱりこう言うのが多かった気がする。祖ですかね。 -
アフリカの人ってすごいんだぜ!!
著者プロフィール
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