笛吹き男とサクセス塾の秘密 ―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486713

作品紹介・あらすじ

怪人笛吹き男vs.夢水清志郎 世紀の対決!!

夕暮れの街で、1つの都市伝説がささやかれる。笛吹き男が、子どもたちを夢の国へ連れていってくれる、と。うわさの中心は、かならず成績が上がるという評判のサクセス塾だった。夢水は、岩崎3姉妹らと、サクセス塾の合宿に潜入。すると、笛吹き男は、生徒130人を消してみせる、と予告してきた! 夢水は、笛吹き男を止めることができるのか? シリーズ10周年を飾る、第12作!

感想・レビュー・書評

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  • サクセス塾の冬期合宿に参加することになった、三姉妹とレーチ。レーチが珍しく勉強していたけど、謎を解くという面ではあまり役に立たなかった。そして一ノ瀬くんが、事件とは全く関係のないところですごく危ない人になっている…。今回は三姉妹それぞれの視点から物語を読めたのが新鮮だった。亜衣が、三つ子でも個性が出始めたと言っていたけど、本当にそう。考えや行動にそれぞれ違いが出ていて面白かった。

  • 夢水シリーズで一番好きかもしれません。塾に入れ替わりで泊まる岩崎姉妹が可愛いです。あと小野田硝子

  • サクセス塾

  • 自分も塾に通っていたが自分が通っていた塾よりも厳しいと思いながら、逆に自分が言っていたところが優しかったのかなとも思った。
    今回もトリックが面白かった。

  • 『ハーメルンの笛吹き男』を元にした、笛吹き男の事件です。調べてみると、この伝説は実在するようです。笛吹き男は町からネズミを退治したものの、町の人たちは約束を破って男に金貨を払わなかったため、笛吹き男が子どもたちを連れて行ってしまったという物語です。
    現代の日本にも、笛吹き男があらわれてしまいます。

    また、雑誌の連載のために教授は、かならず成績が上がる塾『サクセス塾』の取材をすることになり、塾講師として潜入します。亜衣たち三姉妹とレーチは、かならず成績が上がることに興味を持ち、体験入塾に行ってみることにします。

    サクセス塾の冬季合宿で、笛吹き男は、爆破予告などをします。笛吹き男の目的は何なのか、笛吹き男は誰なのか、気になって読み進めてしまいます。

  • 読了。塾が厳しすぎるーと思ったが、よくドラマではこういう塾出てくるなぁ、と。トリックや犯人(?)は何となく予想はついていた。面白かった。

  • 大人になって読み直したのですが、トリックも内容もおもしろかったです。

    はやみねせんせいの影響を受けまくって育ったなあと思います。

  • 子供に贈りたいメッセージ性を感じた。

  • 何度も読んだ。面白い。

  • 正直、残念な作品。
    このシリーズにしては夢中にもなれず面白くなかった。
    なぜかなぁと思ったら、時計館の殺人に似てるってコメントをみつけて、あぁそうかぁって思ってしまった。
    なんとな〜くお疲れ感もあって、それもかなぁ。
    どちらかというと山場に近いんじゃあないかと思うんだけど、
    かなり残念でした。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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