黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻 (PART1) (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (2005年9月16日発売)
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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061487017

作品紹介・あらすじ

青い鳥文庫の超人気シリーズの第1巻!あやまって呼び出したインストラクター黒魔女ギュービッドに、いやいや黒魔女修行をさせられることになったチョコこと、黒鳥千代子。友だちなんかいらない、おしゃれも恋も興味なし。ちょっぴり冷めた小学5年のチョコが、おかしなクラスメイトたちの騒動を、黒魔法で解決したり、解決しなかったりするマジカルコメディ-。<小学中級から 総ルビ>


青い鳥文庫の超人気シリーズの第1巻!
(0巻もありますが、こちらを先にお読みいただいたほうが読みやすいです)

あやまって呼び出してしまったインストラクター黒魔女ギュービッドに、いやいや黒魔女修行をさせられることになったチョコこと、黒鳥千代子。

友だちなんかいらない、おしゃれも恋も興味なし。
そんなちょっぴり冷めた小学5年生のチョコが、おかしなクラスメイトたちの巻き起こす騒動を、黒魔法で解決したり、解決しなかったりする、マジカルコメディ-。

ファッションおたくで自己チュウのメグや、委員会ばっかりつくっている舞ちゃん、ぶりっこ世界一の百合ちゃんに、泣き虫の横綱……ただでさえ、変わり者が多いチョコのクラスに、死霊まであらわれて……。

まずは、朝5時半に起きて、

 一 ベッドをととのえる(感染魔法よけ)
 二 そうじをする(感染魔法よけ)
 三 魔法陣の書きとり練習(ネクロマンサー魔法の第一段階)

から! チョコちゃんの黒魔女修行、応援してね!


<総ルビ>

感想・レビュー・書評

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  • 7歳娘が学校の図書室で見つけ、
    「まだちょっと難しい!でもめちゃくちゃ面白いから読んじゃう!」
    と夢中で読み続けていて、前から気になっていたので私も。
    登場人物紹介で「エロエース」にうわーと思い、ちょっと古いし、セクハラやルッキズム全開かな…と不安だったが、話に入ると危惧したほどではなくてよかった(あるけれども時代的にも仕方ないところもある)。
    テンポよく進むし、展開に意外さもあって面白かった。
    人気があるのも納得。

  • 小学校5年生のオカルトマニアの女の子が、とあることが原因で黒魔女に取り付かれ、日々特訓するきっかけになった物語、担任の生徒に対する心ない言葉のせいで生徒の生霊が怪談を起こす物語、原宿で死霊に騙されそうになる物語、インストラクターの黒魔女が初恋をした時の物語だった。
    早速、黒魔術を使うシーンがあるなど、変化が見られて今後の活躍が楽しみだ。

  • ワクワクと可愛さの中に良い塩梅のオカルト、女児にウケるバランスってこういう感じなんだろうなー
    ブラックユーモアを詰め込みつつ、黒魔術は人助けや危険をやっつけるために使うみたいなバランス感が良い。

  • ▼娘⑻が読みたいってことで付き合いで。このシリーズにハマってくれて、5〜6冊は読んでくれた気がします。青い鳥文庫を初体験したのでは。

    ▼小学生の女の子のところに黒魔女さんが来るんですね。言ってみれば、のび太のところにドラえもんが来る。あたるくんのところにラムちゃんがくる。そういう展開でした。やっぱり魔女とか念力とか魔法とかっていうのは女子的に魅力があるんですかね。確かにまあ、純粋な「実筋肉」で競えばマッチョ男が勝つでしょうから、そうじゃない方向の「力」なのかしら。そもそもピッピもそうだったし。

  • 共感できるところもあって、ギュービッドの面白い親父ギャグもあって、楽しく読めました(●︎´▽︎`●︎)

  • これまた荒川区10代が選ぶ100冊の中に入っていた1冊。

    黒魔女……のイメージからほど遠く、白魔女さん?な感じ。
    ほのぼのとした児童書です。

    個性的な登場人物に、もしかしたら最近の小学生ってこんな?
    と思いながら、楽しく読みました。

    やっぱり児童書もたまにはいいなぁ。

  • うっかり間違えて呼び出してしまった黒魔女・ギュービッドの元で黒魔女修行をすることになってしまった小学生・チョコ。クラスの子の生霊をしずめたり、原宿で死霊に出くわしたり、あやしい転校生の謎を突き止めたりと、晴れ晴れしい(?)デビューのお話を綴った人気シリーズ第一巻!

    こういう子供向け小説が好きな自分としてはぜひ一度読んでみたかったシリーズ。たまたま図書館に在庫があったのでやっと借りれたー!って感じです。児童に人気ってのがすごくよくわかる感じしましたね。テンポよく進むし、チョコの一人称と視点がとても子供目線で身近に感じられるし。あとギュービッドは口うるさくてずうずうしい奴なんだけど実はすごく面倒見が良くて人間味もあって頼りになる魔女なので、こういう人がすぐ傍にいてくれたらいいな~って思います。ちょっと厄介なドラえもんって感じの存在。それにしてもギュービッド男だったから完全にノマカプ事案で私ドハマりしてたと思うの。チョコとの百合で読むのが妥当なラインなのかな。って児童向け小説でそんなこと言うなし。
    原宿へ行く、がなんか伏線のはり方や話の進み方とかすごい面白かったですね。チョコの衣装はCCさくらみたいだなw あるいはアメコミのヒーローと言うか。別に着替えなくてもいいけど着るっていうの。
    他のキャラクターとかもホント小学校の教室にいそうな感じでした。あ、あと頭がTRICK脳なもんだから最初の話で何となくTRICKっぽいって思ってしまったw むしろつばさ文庫のこわいもの係に近いか。ていうか、こわいもの係が黒魔女さん系ストーリーの系譜にあるんだなあ。超常解決系と言いますか。
    あと実際の固有名詞がジャンジャン出てくるのもなじみ深い、リアリティのある理由の一つなのかも。なかよしとか別フレとかラフォーレ原宿とか。ってなんか作品分析になってしまっているw 面白かったですー多分続きすぐには借りれないだろうけどあったら読むつもりです。

  • 黒魔法が色々あっておもしろい!
    シリーズたくさん集めいます。

  • 小学生時代に飽きるほど読んだ大好きな作品。
    とある事情で、ある日突然黒魔女になってしまう小学五年生の黒鳥千代子(チョコ)と師匠のギュービッドの掛け合いが見ていて面白いです。完結していて、現在、スピンオフなども描かれています。同じ,青い鳥文庫の「若おかみは小学生!」とのコラボもおススメです。

  • 仕事で必要になり、再読してまーす。
    シリーズどこまで読めるかな?

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著者プロフィール

東京都生まれ。慶応大学経済学部卒業。
『世界の果ての魔女学校』で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞受賞。
主な著書に、「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)、
『杉原千畝 命のビザ』『福沢諭吉 「自由」を創る』(講談社火の鳥伝記文庫)、
翻訳の仕事に『クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と三つの宝物』(講談社)、
「講談えほん」シリーズ(講談社)、「少年弁護士セオの事件簿」シリーズ(岩崎書店)などがある。

「2023年 『黒魔女さんと最後の戦い 6年1組 黒魔女さんが通る!!(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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