その後のクレヨン王国 (講談社青い鳥文庫)

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  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061487260

感想・レビュー・書評

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  • まゆみさんの野草会、七草の日のごあいさつ、帰化植物が根づいてくれなかったら、春がどんなにうすぐらく、花にとぼしい世界になっていたか、という話が印象に残っていた。再読しても、この話がよかった。
    帰化植物なんていうと、セイタカアワダチソウ(ブタクサ)、タンポポモドキ(ブタナ)の、旺盛な繁殖力に圧倒されてよくないものとばかり思いがち。

    オオイヌノフグリも、オオアラセイトウ(多分、私が紫大根の花って読んでるアレだ。確認すること。御苑で覚え直したんだけどなあ。別名諸葛菜の花)も帰化植物だそうですよ。
    ハルジョオン、シロツメクサ、ニワゼキショウ、キショウブ、ホテイアオイ、月見草……これらも全部!

    p33
     よいことがあれば、多少の不都合も生じるのが世のつねです。百パーセントの完全を求めるべきではありません。たとえ、人間が存在しなくなっても、帰化植物の歴史は続くし生態系も変化をつづけることでしょう。この地球は人間の独占物ではないのです。私たちはどうしても人間利益を水準点に考えがちで、その反動も合って、学者達の動きをすべて善ととらえがちですが、生態系とか生物多様性とか、極めて曖昧なことばを連発して「知識なき者は黙れ。」式の圧力に屈してはなりません。
     野の花々に接して、生きる幸せを感じること。その機械が、春の花々が他種類になったことによって、飛躍的に増大しつつある周囲を改めてよくみつめ、「ありがとう、帰化植物さん。」を持って、開会のご挨拶といたします。


    ところで、トカゲの話。
    しっぽの青いのがニホントカゲなんだけど(茶色いのはカナヘビ)、おとなになると、あれも茶色くなっちゃうの!?

  • 0622

    だからどうしたという話が多い気が…。
    ベン=トキットの扱いがあんまりです。
    飛行機雲がなんか好き。

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著者プロフィール

名古屋市生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業後文筆活動に入る。1956年 オール読み物新人賞受賞。1963年 モービル児童文学賞受賞。1964年 『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。1968年から1988年まで、自然に親しむ心をもった児童を育てる目的で学習塾を開く。
2012年逝去。主な著書に『クレヨン王国』シリーズ47タイトル、『静かに冬の物語』(以上すべて講談社刊)などがある。2012年逝去。

「2016年 『クレヨン王国黒の銀行(新装版) クレヨン王国ベストコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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