ハワイ幽霊城の謎 (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061487383

作品紹介・あらすじ

夢水清志郎のもとに舞いこんだ、新たな依頼は、なんとハワイから!
ハワイの大富豪、アロハ山田家を、幽霊の呪いから守ってほしいというのだ。しかもなんという不思議な縁か、100年前、アロハ山田家の先祖は、清志郎の先祖(?)夢水清志郎左右衛門にも出会っていた!
南海の楽園・ハワイを舞台に、現在の夢水清志郎と過去の清志郎左右衛門がみんなをしあわせにするために謎を解く!
 
<小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

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  • 過去と現在それぞれの物語が出てきたがとても面白かった。
    少し悲しい最後だったのもこのシリーズにしては、印象的だった。

  • 過去の夢水清志郎左右衛門と、現在の夢水清志郎の物語が入り混じりながら進んでいきます。

    現在の夢水清志郎は、ハワイにある幽霊がでるという城にまねかれ、アロハ山田家の末裔に、幽霊にさらわれないよう守ってほしいと依頼されます。

    常夏の国ハワイでおこる、人が消える事件。
    教授の優しさが感じられて、過去が未来に繋がっているところも面白く、大好きな物語でした。

  • 今回はまさかの海外、ハワイ。外伝シリーズの夢水のご先祖さまの話も行ったり来たり。外伝シリーズでの「あらぶゆ」が何かよく分かってなかったが、今回やっと「I love you」だったことに気づいた。寿限無はJa t'aimeだろうか。今回に関してはなかなか悲しい結末もあったのではなかろうか。伊藤さんは残念だったね。

  • 番外編だったのですね。清四郎左右衛門と巧之介の飄々としたコンビが好きなので、嬉しいです。
    最近の二冊がちょっとキレのなかったため、ちょっと心配だったのですが、やはりこちらはブレもなく安心です。

    教授と三つ子たちをあの二人が見守っていると思うと、ほんわかします。
    彼も先祖の写真を見れたことに?

    右京さんと伊藤さんのやけ酒には、これまでのシリーズにない面白さを感じました。

  • また清志郎左右衛門と巧之介さんに会えて嬉しい!そしてまさかあの人まで…!過去と現代、それぞれに教授がいるのが面白い。教授は一体何者?それは最後まで謎だった。大がかりなトリックはこのシリーズらしくて好き。ちょっと無理があるくらいが、夢があっていいなぁ。

  • 夢水清志郎事件ノートのハワイ編ということで、
    ハワイが舞台になって話が進んでいきます。

    過去と現代とが交互に出てきて、
    人物関係がごちゃごちゃしますが、
    そこは夢水清志郎…。
    あまり気にしなくても読めました(*^▽^*)

    謎解きは、周りの人みんなを幸せにしてくれます。

    ドタバタしながらも、ほろっとする場面もあって、
    子ども向けの本ながら、大好きなシリーズです。



    次回作「卒業」でこのシリーズも終わりかな…

  • 夢水清志郎シリーズは全巻読んでいるが、その中でも2番目(1番は最終回の 卒業 開かずの教室を開ける時)に好きな作品。
    メリーゴーランドの仕掛けは大胆で思いつかなかった。

    怪盗クイーンが最後少しだけ出ていたが、後々読めるのかな❓

  • おもしろいお話でした。
    教授の記憶力はなんとかならないものか・・・(笑)

  • 事件自体は悲しいものだった。

    レーチかわいいよ、亜衣ちゃんもかわいいよ。(笑)

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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