パセリ伝説~水の国の少女~(1) (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061487451

作品紹介・あらすじ

わたしは……だれ?
記憶を失った少女・パセリの心の旅が、今、始まる!

事故で両親と“記憶”をなくした11歳の少女パセリは、北海道で牧場を営む祖父母のもとで暮らしはじめる。パセリが心を許せるのは新しい学校の同級生で親友になったレンゲだけ。記憶を取り戻したいパセリは、森でであった少年隼人の協力で自分の過去について調べるうち、祖父母の意外な秘密を知ってしまう。やがて浮かびあがるさまざまな謎。そんなとき、レンゲとの友情をゆるがす事件が。

感想・レビュー・書評

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  • 「わたしは……だれ?
    記憶を失った少女・パセリの心の旅が、今、始まる!

    事故で両親と“記憶”をなくした11歳の少女パセリは、北海道で牧場を営む祖父母のもとで暮らしはじめる。パセリが心を許せるのは新しい学校の同級生で親友になったレンゲだけ。記憶を取り戻したいパセリは、森でであった少年隼人の協力で自分の過去について調べるうち、祖父母の意外な秘密を知ってしまう。やがて浮かびあがるさまざまな謎。そんなとき、レンゲとの友情をゆるがす事件が。」

  • このシリーズは、星を2つまたいだ壮大なファンタジー小説の第一冊と言う記念すべき本になっています!
    主人公パセリは記憶を亡くし、ずっと心の中で曇りがある少女
    自分は記憶を亡くす前はどうな人物だったのか?
    自分は何者なのか?
    この人たちは本当にわたしのかぞくなのか?
    そういう不安を抱えながら、日々を一生懸命にパセリは生きます!  
    そう毎日を過ごしてる間に森で不思議な男の子と出会います
    そしてその不思議な男の子隼人と出会い、次々と不思議なことがおこります。

  • 小学生の頃読んだ記憶があり、再度読んでみたいと思い探したが昔のものだからなのか全然見つからず、ようやく図書館にて発見。

    やはり、子供向けのため読みやすくはなっているが、大人でも楽しめる。
    最近のファンタジーに飽きた人など、一度読んでみるのもオススメ(本屋にはほとんどないため図書館を探すしかないが....)

    また1巻1巻が読みやすいため、テンポ感もとても良く、読み進めたくなる。

    ファンタジーではあるが、考えさせられる要素もあったり、驚きもあるのでここから最終巻まで改めて読んでみて、子供の時と違いどのように感じるのか楽しみ。

  • 小学校の時に出会って、もう何回読んだか分からないくらい何度も読んだ
    時々読みたくなる本で、これが本当の友情だなと思う

  • 少女は記憶のない子でした。
    だけれども、そこには謎めいた何かが
    あったのでした…

    結構巻数があるのね。
    でも、何にも記憶のない
    だけれども純粋な思いを持ち続けるパセリちゃんは
    かわいくあります。
    穢れのない、がピッタリでしょう。

    まだ12巻のうちの1冊なので
    何が起こるかはわからないところ。
    続きが気になるところです。

  • ・この物語は、記憶をなくした少女が主人公のお話です。記憶がないけどそれを気にしながらも自分のもっているまほうの星のいみをしるためにいろんな所にいったりして、すこし危険なこともあったけどそれに立ち向かっています。私はなにがあってもこの少女のように明るく生きていきたいと思いました。とてもいい友情の物語です!

  • 娘に「ぜひ読め」と言われたので読んだが、記憶喪失もののエンタテインメントとして大人の男でも楽しめた。
    以下ネタばれ注意。
    1巻のラストで記憶の謎は明らかになるのだろうと思って読み進めたのだが、ほんのちょっとしか明らかにならず残念。
    祖父母や兄が実は悪役(もちろん、悪役側にもやむにやまれんう人間的な事情がある)という、視点が180度変わるような残酷な展開を望んでしまったのだが、どうやらそうはならなそうで残念。

  • とてもおもしろかったです!
    読み始めると止まらなくなってしまいます!

  • 世界観がスゴくて、ストーリーもスゴいです!こんなパワーが欲しくなります。

  •  小学生の時に読みました。
     どんどん世界観に引き込まれていったのを今でも覚えてます。

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著者プロフィール

 広島県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者、コピーライター を経て、作家デビュー。講談社X文庫『風を道しるべに……』等で大人気を博した。 その後、児童読み物に重心を移す。主な作品に、『いちご』(全5巻)、『青い天使』(全9巻)、『パセリ伝説』(全12巻)『パセリ伝説外伝 守り石の予言』『ラ・メール星物語(全5巻)』、『魔女の診療所(全8巻)』、『ドジ魔女ヒアリ(全3巻)』、『ポレポレ日記(全5巻)』、『生きているだけでいい!~馬がおしえてくれたこと~』、『夜カフェ(全12巻)』(以上、すべて青い鳥文庫/講談社)、『倉橋惣三物語 上皇さまの教育係』(講談社)、『風の天使』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『星カフェ この気持ちが恋だとしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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