星の王子さま (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社 (2006年11月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784061487499

作品紹介・あらすじ

大人気、世界の名作が青い鳥文庫に登場!ほんとうにたいせつなことが見えてくる1冊。
オール“ふりがな”つきで読みやすさも抜群!
『星の王子さま』特製ポストカードつき

「お願い……。ヒツジの絵を描いて。」「なんだって?」「ヒツジの絵を描いて。」雷が落ちたみたいにおどろいたよ。立ちあがって目をこすり、声のしたほうを見つめた。するとそこには、とてもふうがわりな、小さな貴公子がいて、悲しそうにこちらを見ていた(本文より)。こんなふうに、目の前にふいに現れた王子さまこそ、小さな星の王子さまなのです。

みんなの感想まとめ

人生の大切なことを見つめ直す機会を与えてくれる作品です。読みやすさが特徴で、すべての漢字にルビが振られているため、子供から大人まで楽しむことができます。物語は、目には見えない大切なものや、真の知識とは...

感想・レビュー・書評

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  • ・H30.6.1読了。

    ・講談社青い鳥文庫、恐るべし。すべての漢字にルビがふっていてとても読みやすかった。「大切なものは目には見えない。」

  • 砂漠のど真ん中で飛行機が故障し、飲み水が少なくなりつつある焦りの中、修理に悪戦苦闘している僕に突然どこからともなく現れた王子さま。
    ひつじの絵を描いて欲しいとせがまれるのだが、何か違うとのことで結局描いたのは。。。

    娘の読書週間ということで、娘と一緒に読んだ。

    「大切なものは目に見えない」この金言をテーマに語られる王子さまが地球に辿り着くまでの物語は子ども目線ではへんてこな人の住む色々な星を旅する冒険と映るようだが、大人になって読むと、極端なデフォルメこそあれ、大人っぽさを体現したへんてこな住人、花たちの言動とそれに対する王子さまの感想にははっとさせられるものがある。

    どちらかというと大人へのメッセージの詰まった作品。
    物語中出てくるエピソードを子どもと語り合うことによって間接的に大事なことを見つめ直すきっかを与えてくれた一冊。

  • 夏休みの読書感想文用に子供に用意したものを拝借。
    読みやすい作品で、想像力を働かせて読むと大変面白くそして奥深い作品だと感じた。また、少し時間を置いてゆっくり読んでみようと思う。

  • ふと立ち止まりたいとき、ぼくは読むことにしている。わからずやの大人になりたくないから。
    知るというのがどういうことか、わかっているのかな。きずなでしっかりと結ばれる。それが知るってことなんだよ。
    言葉なんて、誤解のもとだからね。

    最初のうちは、そっと、耐えることから始めれば良かった。期待でわくわくして、胸がいっぱいになるように。しあわせの予感でそわそわする、もうどきどきして、どうしていいかわからない。君に会うことが特別な時間になるように。これがきずなを結ぶことだし、心の底から知ることになるんだ。

    星の王子さまは、いまのぼくのように、悲しみに沈んでたり、どうしていいかわからない大人の友達のために書かれたものだと思う。戦時中のサンテグジュペリの児童文学によるメッセージ。子供たちには悪いけど、これはボクたちの小説だと思う。

    新しい気づきと励まし、今回もありがとう。

  • 6歳の時に読んだ。王子さまと同じくらいの時に読むと面白いかもって母が教えてくれたから。よくわからないところもあったけどいい話だった。

  • これは難しい!解説が要る!!
    「花のためにあんたがむだにした時間のぶんだけ、花は大切なものになったんだ」という言葉が沁みた。新年に読んでよかった一冊。

  • 好きな人ができると、世界が変わる。
    人でなくても、物や形でないものだって、好きという感情が、今まで見てきた世界を変える。

    私は、好きになったアイドルが、「好き」と公言しているものを見たり聞いたりすると、そのアイドルのことを思い出して幸せな気持ちになる。

    好きなドラマや映画、アニメ作品の題材になったものに触れると、もう一度、その物語を辿った時の感情にさせられる。

    何かを好きになることは偉大だと思う。
    その気持ちを、いつまでも忘れずにいたいと思う。

  • シンプルに面白くて感動した一冊
    特に最後の『これはぼくにとって..........』って
    言うのが、好きなページです‼︎
    皆さんにも是非読んでほしいです。

  • 星の王子様が最後に毒蛇で死んでしまうところが悲しかった。

  • 今回はオススメされた本ではなく自分で表紙を見てタイトルしか知らないこの本が本当はどういう物語なんだろうと興味を持ち手に取った本である。
    青い鳥文庫版を借りたので小学生向けの翻訳だったのだが一番最初に出た感想は大人になってしまうと失ってしまった価値観や大切な心を子供に向けて一生懸命作者が大人にも向けて哲学のような言葉で詩的に伝えようとしているという物語だ。
    まず最初のページは作者の友人でるレオン・ウェルトのためにこの本を書いたことを許して欲しいというサン=デグジュペリからの言葉で始まる。最後まで読むと第二次世界大戦のフランス軍に居た友人に向けてだと分かるしサン=デグジュペリもこの本を書いた後戦争に行ってしまって亡くなっていることが分かる
    サン=デグジュペリはとても繊細な人なんだなと全体を読み通して思った印象だ
    翻訳者の文章の書き方もあるかもしれないが我儘な花の世話に疲れてしまった星の王子様は色んな星を巡り最後に地球に降り立ち砂漠で飛行機が故障し遭難したいた主人公「ぼく」と1週間会話していくうちに星の王子さまが様々な出会った大人たちに疑問を持ち自分がどれだけ我儘な花を愛していたかというのを気づき自分の星に戻り主人公の「ぼく」も星の王子さまという友人を得た事で喪失と「大切なことは目に見えない」「友達は大事にしたほうがいい」という教訓を貰える
    大人になると目に見えた事だけを信じることが多いだろう。現実人の気持ちなど察することができないだが星の王子さまを通して心に見えない物大切なものを再び思い出して欲しいと友人レオン・ウェルトにひたすら伝える作者サン=デグジュペリの訴えの物語なのかもしれない。
    子供向けの本だ翻訳も小学生向けにされている。だが私はこの物語を文章はすらすら読めるのに物語の本質を受け取る難しいなと感じ取ったのは私が大切なことを心で見るという行為を忘れた大人になったからかもしれない

  • 王子さま、そして「私」のように、子供の純粋さを忘れない大人になりたい。
    「本当に大切なものは目には見えない」何度聞いても心に響く。
    キツネとのやりとりで、時間を使った分相手が大切になるというのは確かにそうだと思った。ただその分責任(この本では「つぐない」と訳されていた)も生じる、というのが深い。今まで自分が時間を使ったものに対して責任を持てているか、考えさせられた。

  • 大人になってから読んだ方が良い気がする

  • 砂漠に現れた星の王子さま。大人はつまらないことばかり話すけど、本質は違うところだと簡単な口調で語りかけてくれる。言葉のチョイスが素敵。
    子供向けの作品だが、大人が読んでも印象に残るファンタジー作品。やっぱり名作と言われる作品はそれなりの理由がある。

  • 幸せというもののありがたさを、心の底から「知る」。「なにか」と慣れてきずなを結びたくなる。

    むだにした時間の分だけ、大切なものになるなんて考えたことなかった。だって私は帽子にしか見えないつまんない大人だから。

    子供の頃には訳わかんない面白みのない本だと思ったこの本だったが、訳者が違うことでわかりやすくもあり、私自身も経験値が増えて書かれていることから先のことを想像できるようになったことが大きいのかもしれない。つまんない大人になってるけど、少しその深さにハマることができたように思える

  • 確かこの本を母に買ってもらったのはは8才か9才の頃だった。
    意味がよく分からなくて途中で読むのをやめてしまったけれど14年後の今、最後まで読むことができた。もっと早く読んでいればよかったと後悔してもしきれない。『星の王子さま』がこんなにも素敵で面白くて考えさせられる話だなんて知らなかった。

    永く愛される理由がやっと分かったような気がする。今日からこの『星の王子さま』は目に見えるわたしの大切なものになった。

  • お別れは、とても寂しい。
    もう会えないけども、まだ世界のどこかにいる。
    幻想といえばそうなのだけど、空を見れば思い出せる。
    そういう、とても感傷的な気持ちになりました。

    はじめて読んだのですが、切ないお話だとは思っていませんでした。
    もっと、あたたかい童話みたいな物語を想像していたので、ただただ驚きました。

  • お願い、羊の絵を描いて。と言われたり。
    いろんなひとにであったり。
    でも、人生を歩む上で、大切なことがわかった気がする。
    みなさんも、この大事な一度きりの人生。
    楽しい人生を歩む事ができそうだから、
    みなさんにも楽しい人生を歩んでほしい!
    だから、読んでみて。

  •  三田誠広「小説を深く読む」の中、言及されていたので新訳を読む。
     内藤濯の定訳とは読み心地が違う。とりわけキツネとの会話など。
     サン=テグジュペリ自筆の挿し絵が、ほぼモノクロームというのは目に寂しい。とりわけ黄色い毒ヘビなど。
     王子さまが活火山の熱でオムレツを調理する記憶があった。そんな描写は無い。幼い私が挿し絵からふくらませた妄想だった。ニワトリが王子さまの星にいないことはキツネとの会話で明らかだ。傾倒する余り、サン=テグジュペリの肖像が刷られた旧50フラン紙幣を入手しておいてこのありさま。

  • 純粋。

  • 大切なものを大切だと気づかずに置いて(捨てて)旅に出た王子さま

    いろいろな人やものと会って、自分と共にあったものの大切さに気づくが、もう元の星には戻れず、自ら命をたって精神的に元の星に帰ろうとする


    大切なことに気づいて元の星に帰って、自分のバラや星を大事にするという話だと思っていたので、ラストにびっくりしました



    旅の途中で唯一、王子様に好かれた「街灯をつけたり消したりする男」
    「誰かのための仕事だから」と王子様は好印象を持ちますが、
    1日1回だった街灯の付け消しが、星の変化で1分ごとになってしまったのに、
    改善策も考えずに延々と1分ごとに付け消しするって、僕は全く好印象じゃなかったなあ・・・

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著者プロフィール

(みた・まさひろ)小説家、武蔵野大学名誉教授。1948年生まれ。1977年、「僕って何」で芥川賞受賞。主な作品に、『いちご同盟』、『釈迦と維摩 小説維摩経』『桓武天皇 平安の覇王』、『空海』、『日蓮』、『[新釈]罪と罰 スヴィドリガイロフの死』、『[新釈]白痴 書かれざる物語』、『[新釈]悪霊 神の姿をした人』、『親鸞』、『尼将軍』、『天海』などがある。日本文藝家協会副理事長、日本文藝著作権センター事務局長も務める。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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