- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061487505
作品紹介・あらすじ
満月の夜、噂の妖怪"座敷わらし"に会うために、旅館の離れに泊まるユタ(勇太)。そして、ついに出会ってしまった"座敷わらし"ペドロとその仲間たち。彼らとの交流は、いったい夢なのか現実なのか?"座敷わらし"と友だちになった、ユタの時空を超えたふしぎなできごととは…。転校先でいつもひとりぼっちだったユタが、勇気ある少年へと成長していきます。小学中級から。
感想・レビュー・書評
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聞いた事があった。
読んだ事は、なかった。
きっかけがないと、なかなか読む事ができない。
読む時間も、作らないと、読了できない。
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かなしい物語なのかもしれない。
でも、ユタは成長していく。
座敷わらしとの出会い。
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東北地方の凶作や飢饉などの歴史が語られている。
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命(いのち)についても考えさせらせる。
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立秋を過ぎて、もっと読書の秋にしなくっちゃ! -
「小学生のための読解力をつける魔法の本棚」で紹介されていた本を何冊も借りてきて、置いておくと、長女が読み出し…
これ、すごく面白いよ!というので読んでみた。
次女も読んだ。
座敷わらしが出てくる本。
座敷わらしって、どうして生まれるか知っていますか?
江戸時代、農家に生まれた男の子…
長男以外は、役に立たないということで…
(女の子は、お金に困ったら売れるが、男は食べる量が増えるだけ)
生まれてすぐ、間引きされ親に殺された。
それが、座敷わらしになるそうです。
なんとも悲しい時代です。
現代も子どもを殺す親がいますが、昔もいたのですね。
お金に困ったら女の子は売れる…現代では援助交際させる親でしょうか。
この本自体は、元気が出る楽しい本です。 -
低学年、中学年向け
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東京から越してきたユタは、なかなか友だちが出来ません。
そんなある日、「ザシキワラシ」の話を聞いたユタは、座敷わらしに会ってみたくなりました。
座敷わらしに会うためには、大黒柱のまわりに4つの座敷がある部屋に一人で泊まって、そのことを誰にも言ったらいけません。
本当は怖いのだけれど、ユタは勇気をだして一人で寝ました。
夜中に目を覚ますと、そこには座敷わらしが・・・
彼らは見た目は、小さな子供だけれど、300歳よりももっと上でした。
彼らは、はるか昔、飢饉の時に間引かれたりした赤ちゃんたちだったのです。
彼らと友だちになったユタは、次第に勇気を獲ていきます。
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いい話ですが、「におい」には我慢なりません。NHK少年ドラマシリーズ。
著者プロフィール
三浦哲郎の作品






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