若おかみは小学生!~花の湯温泉ストーリー~(9) (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2007年1月15日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061487567
作品紹介・あらすじ
「デリバリー温泉旅館」の依頼で出かけた、おっことウリケンたち。ケンカばかりの二人が仲直りするチャンス!と美陽たちは期待する。着いたのはあれはてた古い洋館。依頼人の老人の行動はなんか変。やがて一冊の古い日記から老人のおどろくべき秘密を知ったおっこたちは…?初めはくすくすゲラゲラ、途中ではらはらドキドキ、ラストは感動。
感想・レビュー・書評
-
(2018-09-15)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「デリバリー温泉旅館」の依頼で出かけたおっことウリケンたち。ケンカばかりの二人が仲直りするチャンス!!と美陽たちは、期待する。着いたのは、あれはてた古い洋館。依頼人の老人の行動はなんか変。初めは、くすくすゲラゲラ、途中ではらはらドキドキ、ラストは感動です。
-
はじめの血液型騒ぎはどうなった!と、思わなくもないくらい終盤では、血液型占いの存在が消えてたことが、なんだか…濃い一日だった感がします。説明しにくいな!読み終わって、思い返せば本編時間だと二日しかたってなかったという。
-
令丈ヒロ子さんは、本当にうまい。
物語の運びも場面の描き方もキャラクター描写も。で、独特のリズムが最高。売れてるのも納得。
親せきの子は鈴鬼とかユーレイのヒナちゃん、ピンフリが好きだって。
やっぱり人外が子どもには人気だね。あと分かりやすいキャラが。
出張温泉サービスというお話自体はたいしたことないのですが(おじいさんと孫の交流とか)、ビックリしたのは小学生なのにカレシがいること!
あわやキスシーンか!?という場面もあったり。
これじゃあラノベの”セクハラ”シーンと変わらないじゃない……。
こういうのが時代なのかなあ。。。 -
「……そうか。また会えることもあるかもしれないな。うん。きっといつかどこかで再会しよう。じゃあ、そのときまで、さよならだ。」
キヨシの影が大きくうなずいたかと思うと、すいっと真上に飛んだ。
紫野原老人はカーテンをぐいっと引きあけた。
大きくて鏡のように輝く満月が、夜空にうかんでいた。
その月に向かって、とんぼみたいにすーいっと、気持ちよさそうに風をきって飛んでいく、半ズボンの少年の後ろ姿が、一瞬だけど、おっこには見えた。 -
おっことウリケンが、デリバリー温泉に行くよ!
著者プロフィール
令丈ヒロ子の作品





