いいこじゃないよ 泣いちゃいそうだよ3 (講談社青い鳥文庫)

小林深雪 牧村久実

• 講談社 (2007年2月16日発売)

作品紹介・あらすじ

小川家の次女、蘭は中学２年生。成績優秀で先生からの信頼も厚い優等生。おっちょこちょいで何かと目が離せない姉の凜と違って、両親も蘭に対しては何も不満を持っていないように見える。しかし、当の蘭は自分自身と、周囲が見ている自分との間にギャップを感じて悩み、葛藤を抱えていた。わたしは、いいこなんかじゃないのに！　思春期の女の子の気持ちを共有できる12か月の青春物語。


学級委員で優等生。あだ名は「委員長」……
わたしはそんなにいいこじゃないのに！
気づいてほしい、ホントの気持ち
見つめてほしい、ホントのわたし
おなじみ小川姉妹の、妹・蘭が今回は主人公。恋に学校生活に女の子の心揺れる物語。
大好評「泣いちゃいそうだよ」シリーズ、待望の第3弾！

小川家の次女、蘭は中学2年生。成績優秀で先生からの信頼も厚い優等生。おっちょこちょいで何かと目が離せない姉の凛と違って、両親も蘭に対しては何も不満を持っていないように見える。しかし、当の蘭は自分自身と、周囲が見ている自分との間にギャップを感じて悩み、葛藤を抱えていた。わたしは、いいこなんかじゃないのに！思春期の女の子の気持ちを共有できる12か月の青春物語。

感想・レビュー・書評

[莉緒さんの感想 · 2024年4月29日]

蘭ちゃん可愛い♡私蘭ちゃんの事大好き

[harupikaさんの感想 · 2014年12月21日]

優等生の蘭の、イジメ・恋愛・友情を鮮やかに描いた物語

[N.N.さんの感想 · 2021年3月11日]

凛ちゃんの話とはちょっと話が重たく感じました。姉妹、家族関係の描写にすごく共感しました。姉の卒業式での会話で心が温かくなりました。内容は恋愛要素が強いですが蘭ちゃんがクラスメイトと友達になるシーンも良かったです。いい子の殻を破り正直に気持ちを伝える蘭ちゃん素敵です！　

[NORISさんの感想 · 2017年2月12日]

2017.2.4市立図書館（次女）
娘のハマった泣いちゃいシリーズ3冊目は今までの主人公・小川凛の妹、蘭の物語。やさしさと一生懸命さで周りから愛される凛と違って才色兼備な優等生の蘭はなにもかも順調かと思いきや、心の中はもやもやでいっぱい、そんな中学2年生の一年間は2冊目のお話とちょうど並行した一年なので、三島くんとの顛末も裏話的に読める。

[nogiyunaさんの感想 · 2014年2月9日]

(2014-02-09)

[sawayakamadokaさんの感想 · 2011年7月22日]

チャレンジで連載していた。
一学期の中間で数学、蘭ちゃんに勝ったなんて言ってたのは過去の栄光…

[shifu0523さんの感想 · 2010年8月31日]

小川凜の妹、中学二年生の蘭の話。

[manamiさんの感想 · 2009年9月17日]

蘭好き〜★
この話も大好き・可愛い〜

[沙帆さんの感想 · 2007年11月6日]

「泣いちゃいそうだよ」凛ちゃんの妹・蘭ちゃんのお話。周りから見える自分と本当の自分とのギャップに苦しみつつも、友情や恋によって成長する姿に感動しました。

著者プロフィール

３月１０日生まれ。魚座のＡ型。埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。青い鳥文庫、YA! ENTERTAINMENT（いずれも講談社）などに著書があり、１０代の少女の人気を集める。エッセー集『児童文学キッチン』のほか漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』（「なかよし」掲載）で、第３０回講談社漫画賞を受賞。近作に、『おはなしSDGs　つくる責任つかう責任　未来を変えるレストラン』など。

「2023年 『YA！ジェンダーフリーアンソロジー　TRUE　Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」