しっぽをなくしたイルカ -沖縄美ら海水族館フジの物語- (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2007年7月14日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061487765
作品紹介・あらすじ
世界初 イルカの人工尾びれはできあがるのか?
「フジ、もう一度、泳いで!」
これはほんとうにあったイルカと人間たちの物語。
沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館のイルカ、フジは原因不明の病気で尾びれをなくしてしまった。まったく泳がなくなったフジに、イルカの泳ぎを取りもどさせたい! 水族館の獣医・植田の熱い思いから、世界初のイルカの人工尾びれをつくるプロジェクトが手さぐりではじまった。
作っては壊れる人工尾びれ。年齢も職業も性格もちがう大勢の人たちの協力のもと、フジはまた泳げるようになるのか?
10万部超の児童書ノンフィクションのベストセラー。
<総ふりがなつき 小学中級から ノンフィクション>
感想・レビュー・書評
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動物とこんなにも人は通じ合えるんだ!と感動しました。本当にわかりあいたいと思えば、会話はできなくても意思疎通ができる!
美ら海で働いている方々はじめ、動物を相手に活動されている人々を改めて尊敬しました。
動物好きなら誰でも感動できます! -
H28年度イベント「ブックリンク~本でつながる心と心~」で、中学生が紹介してくれた本です。
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しっぽが白くなっていき、しっぽを切るとうちわのような形になって泳げなくなりました。それで義足をつけています。義足をつけたイルカは泳げるようになるのでしょうか!?
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ある、しっぽをなくしたイルカを必死で直すお話です。
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イルカの“フジ“はかわいそだと思った。
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失敗のつみかさねでやっとできたときは、フジも嬉しかったと思います‼‼
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小四のムスメが学校の図書室から借りてきました。ムスメとの話題に!と読んでみると、なかなか良い話なんだ。
水族館という現場で、獣医、エンジニア、芸術家、研究者、調教師といったプロフェッショナルが所属の枠を超えてイルカジャンプ再起を目指す。まさしくプロジェクトX。
動物モノというキャッチで読み始めたムスメも、将来役立つモノを得れるといいな。 -
沖縄美ら海水族館のバンドウイルカ、フジはがんこで子育て上手なお母さんイルカです。病気で尾びれをなくしたフジにイルカの泳ぎを取り戻させたい…。これはテレビのドキュメンタリー番組でも放映された、本当にあったお話です。イルカと飼育員たちの2年あまりの努力、絆の深さが感動を呼びます。(推薦文:NAK)
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作り物でないお話は苦手ですが、これは読んでよかったと思えました。
著者プロフィール
岩貞るみこの作品






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