リトルプリンセス-小公女 新装版 (講談社青い鳥文庫 94-5)

  • 講談社
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本棚登録 : 116
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061487918

作品紹介・あらすじ

インドで育ったセーラは、寄宿先のロンドンで、大好きな父親が亡くなったことを知る。無一文になっても「プリンセスのように」やさしく、楽しい想像力でいっぱいのセーラ。それでも、とうとうくじけそうになったある日、いつも夢見ていた魔法がやってきて…。ダイヤモンド鉱山はほんとうにあったの?魔法使いはほんとうにいたの?永遠の名作「小公女」を美しい日本語で。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • 非常に読みやすい訳で心にすっと入ってくるようです。挿絵と文のレイアウトも、安心と信頼の青い鳥文庫ですね。
    挿絵が、黒魔女さんが通る!!の藤田香さんとのことで、かなりコミカルな調子かもしれない…覚悟しなくては…とドキドキしながら読んでおりましたが、アナログ風のタッチで仕上げてくださっており、セーラの浮かれすぎない王女様の微笑みが描かれていて感謝の合掌をいたしました。過ぎた心配でした。

    本を読み慣れている子で、小学校3年生ぐらいから。
    自分が王女様だと、想像すること。傲慢ではなく、誇りを持ち慈悲深くあること。ここまで効率よくこれらを教えてくれる物語を他に知りません。なんとかして子どもの本棚にねじ込んでください。

  • 記録

  • 幸せになれて良かったね

  • 新装丁ということで、子どもたちの興味をひきつけるイラスト。
    しかし、訳には新しい感じはありません。いい意味で、古めかしい。ゾロリやおねがいフェアリーのようなものが最近の小学生には人気があるようなので、こういった文体に触れる機会はあまりないかもしれないと思うと、古めかしいかたい文体は魅力のひとつなのかもしれません。

    しかし、やはり、訳者の曽野綾子さんのお考えは、どうしても個人的には受け入れがたいものがありますね…。このあとがきも苦手です。そして訳にもそういったものがにじみ出ているのもちょっと苦手です…。

  • 本当のダイヤモンドプリンセスだったのがびっくり!

  • ビジュアルで選んだ一冊。つい手に取ってしまうのは、名作の故か、自分が疲れているのか。

  • どんなにつらい状況でも、自分を見失わず、希望を捨てなかったセーラ。彼女のぶれない生き方から学ぶものがたくさんあると思います。(ima)

    • knslさん
      高楼方子さん完訳の『小公女』も、話題になっていましたね。青い鳥版の表紙はセーラが明るく元気!というイメージで、ちょっとちがうなぁ、という気も...
      高楼方子さん完訳の『小公女』も、話題になっていましたね。青い鳥版の表紙はセーラが明るく元気!というイメージで、ちょっとちがうなぁ、という気も。でも高楼さん版はちょっと小学生は手に取りにくいかなぁ。(i44)
      2012/12/25
  •  「小公女」です。こんなに面白いとは。面白さは100年以上昔に書かれたとは到底思えませんでした。現代の感覚では常軌を逸した極端なストーリーが、現代のアニメ風の挿絵と非常によくマッチしていました。むしろ100年前だからこそ極端な金持ちや極端な差別が存在していて、起伏の振れ幅が大きくなってストーリーが面白くなっているのかもしれません。特にパン屋のくだりは本当に涙なしには読めず、うちの子供たちはその父の姿にあっけにとられるほどでした。子供たちは終盤の、ミンチン先生が追い払われるところやミス・アメリアが後悔するところに妙に喜んでいましたが、それだけ中盤にミンチン先生にストレスを感じていたのでしょうか。

  • 購入日:200?/??/??
    読了日:2009/02/25
    世界の文学が新たな挿絵で再登場した中の一冊。
    勿論、絵の為に買ったさ。

    中身は『小公女』だしね。
    笑ってしまう文章はないけれど、読むだけで勇気付けられるような…。
    やっぱり正統派児童文学はいいね!

    中身はいいとして、訳者後書きがどうにも好きになれなかったよ。

  • GWに娘に読ませよう、と購入。
    話は長いけれど、内容を少し知っていて興味が持てる・殆どの漢字によみがなが振られている、のでこれに。

    タイトルは「小公女」にして欲しかったなあ。

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