本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061487925
感想・レビュー・書評
-
表題作のみ読了。
読む視点が友人により変わったため、つい笑ってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は、小学生くらいのときに教科書で読んだことがあった。19歳になった今、あの頃とは違う感じ方ができるのでは?と思い読んでみた。この本の内容は、ある国の王様が人を信じられなくなり、周りの人たちを次々に殺していく。しかし、その王様に人を信じることをメロスとセリヌンティウスが思いださせる話。
小学生の時は、王様はひどい奴でメロスとセリヌンティウスの友情を描いている作品だと思った。でも、19歳になった今では、感じ方が違った。まず、この本はメロスとセリヌンティウスの友情よりも、王様の心境の変化と人間の弱い部分、メロスのような人でも弱いところがある。ということを伝えたいのではないかと思った。感動の作品というよりも、心境の変化、人間のずるい部分や弱い部分がよく表現されていた。