人体の不思議 (講談社現代新書)

著者 :
  • 談談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061488250

作品紹介・あらすじ

30兆もの細胞が絶妙なネットワークを形づくる人体は、もっとも身近なワンダーランド。脳の前進基地としての眼、舌をかんで死ぬ時代劇の嘘、美女は頭蓋骨も美しい-など、不思議にみちみちたミクロコスモスに潜入し、その謎をさぐる。

感想・レビュー・書評

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  • 身体の一般的な機能、また知られざる仕組みについて概説してある本である。しかし、この本単体だけでは、具体的にその用語がどこの部分を指しているか分からないため、図などを調べて参照しないといけない箇所がある。腕の筋肉についての記述のところに図がないのが残念であった。

    また、骨とCaの働きについての記述(Caは血液の凝固、筋肉の収縮、心臓の拍動などにも用いられるし、骨はCaから作られるだけでなくCaを制御している)などの所は、そうなのかと感心するところであった。

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著者プロフィール

吉岡 郁夫(よしおか いくお)
1916 年名古屋市に生まれる。医学博士。
1958 年広島大学医学部卒、名古屋大学医学部解剖学研究室大学院修了。愛知医科大学教授、愛知学院大学教養部教授などを歴任。日本民俗学会会員、日本民族学学会会員、名古屋民俗研究会会員。
主な著書『人体の不思議』(1986 年、講談社現代新書)『日本人種論争の幕あけ―モースと大森貝塚』(1987 年、共立出版)『身体の文化人類学―身体変工と食人』(1989 年、雄山閣)『人魚の動物民俗誌』(1998 年、新書館)ほか多数。

「2022年 『身体の文化人類学 身体変工と食人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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