はじめての構造主義 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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本棚登録 : 2027
レビュー : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061488984

感想・レビュー・書評

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  • でもつまり「構造」ってどういうものなの?!ってなりました、すいません。繰り返される思考パターンといったってそれっていったい具体的にどういうことなの〜???

    途中の婚姻の話と白川郷の話は面白かった。

    思想の話を読むとなんでも論理的に説明しようとするのがそもそも間違いなんじゃないかっておもうんですけど、そんな批判はお門違いでしょうか。

  • 評価できません。
    なぜなら途中からさっぱり分からなくなったからです。
    難しすぎて僕の頭では理解不能です。

  • 思想書は理解するのが難しい。
    でも数学や歴史と、レヴィ=ストロースの思想に到達した経緯を解き明かす下りは、絡まった糸を解くように鮮やか。

    構造主義を理解するよりもむしろ、筆者のように盤石な論理構成で他者に主義主張を伝える能力がほしい。

  • サルトルとレヴィーストロースの論争紹介

  • 兼ねてから気になっていた構造主義に関する入門書として読んでみた。中高生を含む初学者向けに書いたとのことで、確かに読みやすい。

    構造主義は社会の相対化を導くということで、勝手に主客反転の思考プロセスで生まれたのかと思っていたが、言語学・科学・数学をルーツに持つことに驚き面白く読めた。

    ただレヴィ・ストロースに偏っていること、この思想の影響が表層的にしか語られていないこと、提言が出版当時(1988年)の社会状況に依っていることなどには少し物足りなさを感じたので、「寝ながら〜」の方も併せて読んでみたい。

  • 社会学者・橋爪大三郎による構造主義の入門書。1988年出版であるが、内田樹の『寝ながら学べる構造主義』(2002年)と並ぶ構造主義に関する好著として、いまだ評価の高いロングセラーである。
    本書では、兎角わかりにくいイメージの現代思想・“構造主義”の本質を、「人間や社会のあり方を、歴史(と言って悪ければ、西欧思想の色めがね)抜きに直視する方法」、「西欧を中心としてものをみるのをやめ、近代ヨーロッパ文明を人類文化全体の拡がりのなかに謙虚に位置づけなおそう、という試み」、「西欧近代の腹のなかから生まれながら、西欧近代を喰い破る、相対化の思想」と、極めてシンプルに言い切っている。そして、構造主義の生みの親と言われる仏の文化人類学者・レヴィ=ストロースがそうした発想を得るまでの、フィールドワークと研究の過程・成果を具体的に説明している。
    著者は「構造主義の代表格をひとりあげなさい、と言われたら、レヴィ=ストロースの名前を出しておけば間違いない」といい、ミシェル・フーコー、ルイ・アルチュセール、ロラン・バルト、ジャック・ラカン、ジュリア・クリステヴァ、ジャック・ラカンら、その他の構造主義者ついても触れてはいるものの、それぞれ3~4ページ程度である。
    一方、内田氏の『寝ながら学べる構造主義』は、フーコー、バルト、レヴィ=ストロース、ラカンを構造主義の四銃士と位置付け、それぞれの思想を均等に解説しており、同じ入門書でも異なったアプローチをしている。
    ただ、本書のわかりやすさは特筆すべきであり、個人的には、はじめて構造主義に触れるのであれば、本書から入ることをお勧めしたい。
    (2005年7月了)

  • はじめての、と言うだけあってとてもわかりやすい構造主観の本。でも結局よくわからないのは私の頭が(ry。。。
    とは言え、個々の考え方は示唆に富んでいて視野を広げるにはとてもいい本。たまに読み返して咀嚼したい系。

  • レヴィストロースを触る本。これで満足してはいけないが、導入には読みやすくて良い

  • 2013.5.3 読了

  • 構造主義人類学者のレヴィ=ストロースの思想を中心に、構造主義の考え方をわかりやすく解説している本です。

    レヴィ=ストロースは親族構造を分析することで、社会の交換システムとしての「構造」を発見しました。その後の彼の関心は、しだいに神話の分析に移っていきます。そこでは、物財の交換システムではなく、言語をメディアとする、意味のコミュニケーションシステムとしての「構造」が追及されることになります。

    本書はこうした「構造」概念の変遷を概観し、さらに数学における「構造」との関連についても触れられています。射影幾何学や抽象代数学以降の数学では、変化を通じて保存される普遍的な性質に目が向けられることになりました。そうした数学的「構造」の理解が、レヴィ=ストロースを中心とする構造主義の発想のもとになっていることを、本書では直観的に理解できるよう、工夫を凝らして説明しています。

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著者プロフィール

はしづめ・だいさぶろう 1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学者。東京工業大学名誉教授。主な著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『言語派社会学の原理』(洋泉社)、『政治の教室』(講談社学術文庫)、『面白くて眠れなくなる社会学』(PHP研究所)、『橋爪大三郎コレクション1~3』(勁草書房)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)、『政治の哲学』(ちくま新書)など多数。大澤真幸氏との共著に『ふしぎなキリスト教』『げんきな日本論』(ともに講談社現代新書)、『ゆかいな仏教』『続・ゆかいな仏教』(ともにサンガ新書)、『アメリカ』(河出新書)などがある。

「2019年 『小林秀雄の悲哀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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