はじめての構造主義 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2026
レビュー : 212
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061488984

感想・レビュー・書評

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  •  「未開人」が「文明人」に負けない程偉いのは分かったよ。だが「構造」は、人類が作った覚えが無いのに、元々有ったのか。なら神が創ったのかよ。やはり、社会の発展の歴史の初期の段階で、先人が無意識に作ってしまったものではないのか。
    「アマゾン文明の研究」という本を知ってるかい。レヴィ・ストロースが「野生の思考」を見出したアマゾンの原住民は、実はかつて都市文明を築いていたそうだ。レヴィ・ストロースは初めから間違っていたんだな。かわいそうだな。
      この本はバブル時代に書かれたのか。マルクスの予言はことごとく外れただの、マルクス主義は終わっただのとはしゃいでいるが、この資本主義をどうするんだよ。現実を変革する気は有んのか。
     それに構造主義が批判したのはマルクス主義ではなく、スターリン主義でないの?今や百科事典でもマルクス主義とスターリン主義は別物だぜ。
     マルクスの絶対的窮乏化理論などは今や最先進国のアメリカなどで現実に成り、マルクスの予言通りに動き始めている。 ソシュールの記号言語学も破綻したと聞く。それを人類学に援用したのはともかく、全ての分野に援用したのが間違いだったのではないのか。構造主義こそ終わったのではないか。
     三浦つとむの「マルクス主義の復原」の「第三章:構造主義とマルクス主義」を読まれたく存ずる。
    参考先→http://blogs.dion.ne.jp/liger_one/archives/424023.html

著者プロフィール

はしづめ・だいさぶろう 1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学者。東京工業大学名誉教授。主な著書に『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『言語派社会学の原理』(洋泉社)、『政治の教室』(講談社学術文庫)、『面白くて眠れなくなる社会学』(PHP研究所)、『橋爪大三郎コレクション1~3』(勁草書房)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)、『政治の哲学』(ちくま新書)など多数。大澤真幸氏との共著に『ふしぎなキリスト教』『げんきな日本論』(ともに講談社現代新書)、『ゆかいな仏教』『続・ゆかいな仏教』(ともにサンガ新書)、『アメリカ』(河出新書)などがある。

「2019年 『小林秀雄の悲哀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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