- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061489011
作品紹介・あらすじ
几帳面なビジネスマンの不可解な無断欠勤。昇進をまえにしての失踪。優秀な学生の長期留年。無気力な現実逃避…。これまでの神経症にはない"奇妙な心の病"がふえている。何が彼らをそうさせるのか?隠された心のダイナミックスに分析のメスを入れる。
感想・レビュー・書評
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退却神経症―無気力・無関心・無快楽の克服。笠原嘉先生の著書。優秀で真面目な子供が突然無気力で怠慢な問題児になったりすることは珍しくないこと。そういった突然の変化には心の病、精神疾患が潜んでいることが多い。退却神経症の存在を理解しておけば防げる悲劇があるはずです。
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無気力だけれど、その人や性格を破綻させるものではなく、一部からの長期的な回避傾向がある…というのがまさに退却神経症で、私の調べたいことまんまであった。新書検索でこの本にたどり着いたが、絶版で中古を取り寄せた。
女子大生の研究はないもんなんかなー -
[ 内容 ]
几帳面なビジネスマンの不可解な無断欠勤。
昇進をまえにしての失踪。
優秀な学生の長期留年。無気力な現実逃避……。
これまでの神経症にはない“奇妙な心の病”がふえている。
何が彼らをそうさせるのか?
隠された心のダイナミックスに分析のメスを入れる。
[ 目次 ]
●“産業戦士”たちのストレス
●入社まもなくの欠勤多発
●10年目のアブセンティーズム(欠勤症)
●うつ病VS退却神経症
●スチューデント・アパシー現象
●「空しい」という感覚
●登校拒否する子供たち
●無気力生徒の現状
●高学歴女性のアパシー
●無気力・無関心・無快楽の克服
●治療と予防への提言
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