交渉力の英語 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061489233

作品紹介・あらすじ

「そこをなんとか」「水くさい」は英語でなんと言うか。外国人の圧倒的な交渉力にどう対抗するか。豊富な実例をまじえ、「原則(プリンシプル)」交渉法、「負けて勝つ(ユー・ウイン)」法などパワフルで「したたか」な英語交渉のノウハウを公開する。

感想・レビュー・書評

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  • たがいに相互理解が成立している日本人どうしの「甘え」を排し、英語を用いてさまざまな国の人びとと交渉をおこなうための心構えを説いている本です。

    「背骨」(principle)を明確にして交渉をおこなうという本書の中核的な主張は同意できますが、そのほかの議論は散漫に感じてしまいます。ユダヤ人の交渉術や各国人の交渉スタイルの相違など、著者自身の体験にもとづく裏づけはあるのかもしれませんが、どこまで一般化できるのか疑問に思えるような話も多く、眉に唾をつけつつ読むほかないような本でした。

  • 2015/06/17 読了

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著者プロフィール

1940年大阪生まれ。関西学院大学卒業後、日商岩井に勤務。上京後、駐日米国大使館同時通訳者、NHK教育テレビ上級英会話講師を務める。通訳者、西山千氏に師事。産業能率大学、名古屋外国語大学、AIU秋田国際教養大学などで教鞭を取る。インターネットTVでも活躍。著書140冊以上。
早い時期から日本におけるディベート教育の必要性を説き、各地で普及活動にあたる。「英語道」を提唱し、英語と異文化を学ぶ私塾「紘道館」(前「弘道館」)を設立。異文化コミュニケーションテストICEE(Inter-Cultural English Exchange)を創設。2022年没後、ICEE35周年追悼大会が開催され、その志は門下生たちにより受け継がれている。本名、松本 廸紘(まつもと みちひろ)。

「2022年 『give・getとtake・make 英語のすべてはこれで決まる【EE Books】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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