- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061489349
作品紹介・あらすじ
七つの海の支配者、世界の工場-大英帝国は「高度文明社会」の幕明けを告げた。観光旅行、ヴァラエティ・ショー、センセーショナルなマスコミ。消費ブームに沸く大衆社会化現象の一方で、宏大な植民地と、「二つの国民三つの階級」を内包した帝国の矛盾が、露呈し始める。
感想・レビュー・書評
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(「BOOK」データベースより)
七つの海の支配者、世界の工場―大英帝国は「高度文明社会」の幕明けを告げた。観光旅行、ヴァラエティ・ショー、センセーショナルなマスコミ。消費ブームに沸く大衆社会化現象の一方で、宏大な植民地と、「二つの国民三つの階級」を内包した帝国の矛盾が、露呈し始める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長島伸一著。
現代社会にあふれるモノ・コトが19世紀の大英帝国から発祥したとは、影響力のスゴサにオドロキです。
2つのサイドストーリーを用いての解説も、面白い筋立てだと思いました。
古い本ですが、現代社会の起源について幅広く知るにはオススメです。 -
あんまり面白くはない
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なかなか実物を書店で見ることができなかったが、とうとう名古屋の丸善で見つけて、即購入した。
大衆に焦点をあてた、イギリス社会史である。
19世紀後半のイギリスは、伝統的な自由放任主義を続けて、世界制覇の夢をもう一度追い求めるべきか、あるいは、社会的弱者を救済する福祉国家への道を歩むべきか、という問いに直面していた。
奴隷制度の廃止、女性の地位向上から、レジャーの大衆化まで話題は多岐に及ぶ。
中公新書 イギリス帝国の歴史と合わせて読んでみようと思っている。 -
かつて世界に君臨した大英帝国。
現在はその座をアメリカなどに譲っているが,
その歩みと経過は,
経済的に世界に君臨した日本が,
今後の立ち居振る舞いをいかにするべきなのか,
少しでも参考になればと思い手にした。 -
趣味のせい、というのもあるのだろうけど、イギリスの産業革命頃の社会史ってすごく惹かれます。
産業の転換、所得の分配、都市化、文化の変容。
今ココの自分に繋がるものがあるような気がする。 -
二つの国民・三つの階級
一島国がいかにして七つの海の支配者になったかあたりのくだりは興味深い。
ちょっと日本も似てる。島国だからかしら。 -
新書サイズで読みやすいですがやっぱり少し物足りない感じ……
あと発行が結構昔なのでちょっとあれですね。
でも悪いわけではないのです。
著者プロフィール
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