- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061489554
作品紹介・あらすじ
自分を愛さない人間が人を愛せるだろうか。自分を信じない人間が人を信じられるだろうか。家族、友人の港へ向けて大海を漂う小舟である自分。ロンリネスの渕に沈まぬよう真の自己愛が針路を示す。自己自立への道を提示。
感想・レビュー・書評
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http://hontana.info/2012/03/13/2012-3-13-%e3%80%8c%e8%87%aa%e5%b7%b1%e6%84%9b%e3%81%a8%e3%82%a8%e3%82%b4%e3%82%a4%e3%82%ba%e3%83%a0%e3%80%8d%e3%83%8f%e3%83%93%e3%82%a8%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%ac%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%83%80/
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大学時代にこの先生の、まさしくこの本と同じ名前の「自己愛とエゴイズム」という講義をとっていた。
この講義はとても人気があり、私もとても印象に残っていて、卒業して10年以上経つ今もう一度内容をおさらいしたくて本書を読んだ。
授業で習った内容がまとまっていて、とても懐かしく読んだ。今の私にはとても学ぶことが多い。
文中で紹介される映画もどれも気になるので、時間を見つけて観てみたい。 -
2016.8.28
内容は心理学というよりも宗教とか自己啓発に近いような本である。また著者は文学者ということもあり文学的な要素も多く、またそのような表現も多い。良心についてとか、自分の奥深くの声に忠実に生きることなどは、非常に参考になった。まさにその通りだと思う。我々は日々生きる中ですぐに自分を忘れてしまう、自分のもっとも奥にある声が聞こえなくなってしまう。感情的な声、理性的な声によってその奥の声はかき消される。マスコミュニケーションによりつくられた欲望に扇動されながら、自分が本当は何を望んでいるのか全くわからない。つくられた欲望、他者に押し付けれらた欲望なら生きているのに、自分の欲望を生きることができないというのは何とも不幸なことではないだろうか。元は、自己愛について知りたくて手に取った本である、なぜなら自己愛が強すぎることが他者への愛の妨げになるから、そして私の周りには家庭環境や過去の何かしらの経験に絶望し、傷つき、殻にこもり、必死に自分を守ることで他者のことが見えなくなっているナルシシズム人間ばかりであり、そのような友とどのように付き合っていけばいいのかについて知りたかったのもある。自己愛とエゴイズムというタイトルに沿ったような内容ではなく、もっと自己愛人間やエゴイズム人間とはどのような人間で、そのような人間にはどのようなより良き生き方が提案できるのかが知りたかった。しかし科学的な本ではないし、こういてはなんだが読みやすい本でもなかった、しかし心で読むと、何かこう、頭では納得しにくかったり理解しにくかったりするけど、ふととても大切なことを言っているような言葉に出会ったりすることのできる本だった。エゴイズム的な自己愛にまみれた傷ついた人間が、より幸せな生を送っていくためには、どうすればいいんだろう、適度な自己愛は必要不可欠であることは言うまでもない、しかし現代は自己愛人間の時代、過剰な自己愛の時代である。この「自己愛」というキーワードは、私も、私の他者との関わりにおいても、私の人間を見る目についても非常に大きな支点になる言葉なので、この言葉からまたさらに知見を深めていきたい。 -
エゴイズムとは何か、どのような人達なのか、その特徴、対策、など興味のある人には良書なのだろうか??
はっきり言ってわたしにはつまらなかった。統計や研究結果もなければ、医学的視点や他の学問分野からの考察や分析もない。ダラダラと一個人の意見を聞いているかんじで、かなり飛ばして読んだ。 -
奥深い自分に耳を傾けることが本当の自己愛に繋がる。孤独と向き合いながら港を目指す姿勢を大事にしたい。
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ナルシストとエゴイストは違う。人を愛するためには自分を愛することが必要であり。そのために自己愛は不可欠。最近の自分のテーマは「自己受容」なので、なかなかにしみいる本でした。ホンタナに感謝。 http://hontana.blogspot.jp/2012/03/2012313.html http://hontana.blogspot.jp/2012/03/2012320.html
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高校時代に一度読んだ本であるが、読み返してみた。
上智大学のバビエル・ガラルダ先生の著書。
人間が「私」という言葉を使い始めた時から必然的に生じ、あらゆる苦しみの原因ともなりうる「自分を愛すること」と「ナルシシズム」について深く考えさせられました。
本書では、「本当は自分しか愛していない」「他人にいいことをするのは自分の評価をあげたいため」「他人の成功を喜べない」というナルシシズムからの脱却の方法が説かれて、
自分が、奥底にある本当の自分に忠実であるということの指南となっています。
感謝の精神と、奥深い自分の良心をみつめることが大切ですね。 -
後半は生き方のアドバイスとなっており、タイトルとあまり関連していないようにも感じましたが、全体的には堅くもなく、読みやすかったです。
でもどこか物足りなかったです。 -
自己愛、あるいはナルシストについて知りたかったのですが、
そういう解説というよりは「よく生きる」ための本でした。
なんだか胸が苦しくて人生に行き詰まってしまうようなとき、
手に取るといいような本だと思います。
そんなつもりで読んでいなかったので、
逆にドキドキさせられる箇所が多く、
自分も人生を振り返る必要がありそうだなどと思いました笑。
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