- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061489813
作品紹介・あらすじ
表情や動作が、なんとなくギクシャクする。みんなが自分を、嫌っているのではないか。「ふれあい」の場を避け、ひとりで悩んでいる人は少なくない。我執と没我の狭間でゆれる日本人の、羞恥の構造とはなにか。対人恐伏の原因と治し方を、豊富な臨床例をもとに、アドバイス。
感想・レビュー・書評
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対人恐怖という症状に対し、遠くから眺め分析する研究者の視点で書かれているみたいな文章で、お医者さんか、対人恐怖というものがどんなものか深く知りたい人向けのようです。
当事者としては、その苦しみに立って理解してくれるわけでなく、観察されているような気分になり、あまりいい印象を持ちませんでした。
患者のことよりも、症状の考察に夢中になっている様子が思い浮かぶような本でした。 -
この本は実際に自分が対人恐怖でそれを克服したいとか、身近な人にそういった悩みを持っている人がいるので理解したいとか、将来は精神科医を考えている高校生とか、具体的な必要的動機がある人が読むべき本だと思いました。
雑学としてサラっと読んでみようかな…と言う気持ちならやめておきましょう。
対人恐怖に特化した新書ですので…。 -
対人恐怖はみな罹患しかねないほどの人気者。ちょっとした歪みなんだよね。人間関係っていうのが、みなさん、煩わしいですか?
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ちょっと自分に当てはまるけど何か違うなーと思いながら読んでみた。
日本と諸外国の違いという自分の好きなテーマがちょっと取り上げられてて嬉しかった。
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