イギリス紳士のユーモア (講談社現代新書 1023)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061490239

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  • 多々存在するであろう、"イギリス人(気質)論"のひとつ。「ユーモア」という切り口から、上流の英国人を観察しているが、貴族の話題〜クラブの話という結構ありがちな内容ともいえる。一方で「紳士」とは何ぞやという見地は意外にも新鮮で、「紳士」なるもの定義が極めて難しいことを再認識させられる一冊だ。

  • ユーモア、ということからかジョークがいくつか例に挙げられており、ジョーク好きの私としてはうれしかった。

    イギリス紳士って何なんだろう。ちょっとわかったようなわからないような。
    イギリスに行ってみたくなる。

    そして、フィッシュ&チップス食べたい。

  • Gentleman と呼ばれるイギリス紳士の条件やライフスタイルがユーモアたっぷりに書かれていておもしろかった。それにしてもイギリスは奥深い。

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著者プロフィール

小林章夫(こばやし・あきお)
1949年東京生まれ。
上智大学文学部英文学科教授・博士(文学)。
同志社女子大学教授などを経て現職。
18世紀のイギリス文学を足がかりに、
近代イギリス文化を多彩な視点からとらえる。
主な論文・著書
「憂鬱な詩人 アレグザンダー・ポープと
政治諷刺」
『チャップ・ブックの世界』(講談社学術文庫)
『イギリス紳士のユーモア』(講談社学術文庫)
『コーヒー・ハウス』(講談社学術文庫)
『田園とイギリス人—神が創りし天地で』
(NHKブックス)
『東は東、西は西—イギリスの田舎町からみたグローバリズム』(NHKブックス)
『おどる民 だます国—英国南海泡沫事件
顛末記』(千倉書房)
主な訳書
ヒュー・ジョンソン『ワイン物語』(平凡社
ライブラリー)
テリー・イーグルトン『アフター・セオリー
—ポスト・モダニズムを超えて』(筑摩書房)
ドミニク・チータム『「くまのプーさん」を
英語で読み直す』(NHKブックス)など。

「2009年 『アメリカ〈帝国〉の苦境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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