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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061490710
作品紹介・あらすじ
オーム・ド・レットル-。ジャンルを越境・解体する文の人。近代という歴史状況の中で断片としての事象の裂け目から、根源の歴史=目覚めを待つ歴史の真理を見通すベンヤミン。認識のラディカリズムを貫き通した彼の思考運動の核を探る。
感想・レビュー・書評
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ベンヤミンの入門書を書くという行為は、ベンヤミンの思想を裏切ることである。哲学の入門書は多かれ少なかれこうした矛盾を抱えているが、ベンヤミンという思想家の場合、この矛盾はきわめて先鋭なものになる。
そうした困難がある中で、本書は非常に「バランスのいい」ベンヤミン入門書となりえている。ベンヤミンの思想を安易に「要約」することなく核心を明晰に論じている点は評価したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これを読んでベンヤミンに興味をもった。
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著者プロフィール
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