交響曲の名曲・名盤 (講談社現代新書 1081)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061490819

作品紹介・あらすじ

ワルター指揮の「40番」が描くモーツァルトの幻想的な世界。また、クナッパーツブッシュの「第八」にはブルックナーの浄福の境地を聴く-。あまたのCDの中から音の豊穣・交響曲の名盤を選りすぐり、それらが作り出す音楽的感動の深さを語る。

感想・レビュー・書評

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  • 厚みのあるハーモニーと歌が全編にみなぎり、対旋律の隅々までカンタービレが効いている。こんなに豊かな表情を持った音楽評論も珍しいといえよう。
    アダージョも同様で、悠揚として迫らぬ進行の中に、深い心の声と、スケールの大きな恰幅の良さと、勁烈な透明感と、素晴らしい感情移入が行われていく。
    スケルツォはスケールが巨大で音がうねるようだ。かなり荒れ狂った表現だが、それを響きの豊かさで包み込み、えぐりの効いた緊張感が生まれているといえよう。
    絶版になっている宇野功芳の音楽評論本が再販されれば、推薦に値するといえよう。
    (半分ネタでパロッてます)

  • 配置場所:摂枚新書
    請求記号:760.9||U
    資料ID:59200278

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著者プロフィール

1930年東京生まれ。本名は功(いさお)。父は漫談家・牧野周一。4歳のとき、金の鈴子供会に入り、府中四中(現戸山高校)でも合唱部に所属、合唱指揮者を目指し、国立音楽大学声楽科を卒業。当時の学長、有馬大五郎氏に楽理科への転向をつよくすすめられ、NHKからもレギュラー評論家になるよう説得されたが固辞。しかし、ブルーノ・ワルターに出した手紙に返事がきたことから原稿依頼がふえてゆき、やがて評論活動が主となった。著書は40冊を数える。合唱指揮者としてはKTU合唱団、早蕨会、成蹊大学、帝京大学、跡見学園女子大学の常任を務め、客演としては神戸市混声合唱団を24年、日本女声合唱団を18年、アンサンブル・フィオレッティを15年、オーケストラは87年から10年間新星日響、96年から10年間アンサンブルSAKURAを振り、CDは全部で60枚。2015年4月には仙台フィルでベートーヴェン:交響曲第7番、2015年7月には大阪交響楽団で第9を指揮、いずれもCD化された。


「2016年 『宇野功芳の軌跡 DVD付』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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