覚りと空: インド仏教の展開 (講談社現代新書 1082)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061490826

作品紹介・あらすじ

ブッダの覚りとはどのようなものか?入滅後、部派分裂の中で尖鋭化するアビダルマ哲学。勃興する大乗運動と、中観・唯識による「空」の思想。釈尊から衰亡に至るまでのインド仏教の歩みをたどる。

感想・レビュー・書評

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  • 釈迦の成道から唯識までのインドに於ける仏教思想史。仏教は宗教であると同時に、思想体系であることが能く判る。ヴィトゲンシュタインと竜樹の中論との共通点の指摘が面白かった。

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著者プロフィール

筑波大学名誉教授、東洋大学名誉教授。1948 年東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文化庁宗務課専門職員、三重大学助教授、筑波大学教授、東洋大学教授を経て、東洋大学学長。2020 年 3 月に退職。専攻は仏教学・宗教哲学。唯識思想研究で博士(文学)。著書多数。
2015 年には「NHKこころの時代~宗教・人生~」で、『日本仏教のあゆみ 信と行こころの時代』講師を務めた。

「2023年 『NHK宗教の時間 鈴木大拙 願行に生きる 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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