三くだり半と縁切寺 江戸の離婚を読みなおす (講談社現代新書 1092)

  • 講談社 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061490925

みんなの感想まとめ

江戸時代の離婚をテーマにしたこの作品は、当時の女性の意外な立場を描き出しています。封建社会の中で、女性たちは思った以上に力強く、再婚を望む際には縁切り寺を巧みに利用していたことが明らかになります。特に...

感想・レビュー・書評

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  • 1992年刊行。著者は関東短期大学教授。

  • [ 内容 ]
    夫による一方的な「追い出し離婚」と、不法に耐えかねて駆け込む哀れな妻。
    江戸は女性にとって暗黒時代だったのだろうか。
    タテマエとホンネを使いわけた離婚の実態を解き明かしつつ、江戸女性の地位の読みかえを迫る。

    [ 目次 ]
    第1章 江戸時代は女性にとって暗黒時代か
    第2章 三くだり半とはどのようなものか
    第3章 三くだり半を読みなおす
    第4章 縁切寺へ駆け込む女たち
    第5章 縁切り駆け込みのいろいろ
    第6章 したたかに生きた江戸の女性たち

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    [ 参考となる書評 ]

  • 100523by『ふふふふ』
    寺の話。じゃけど暇に任せて読めばよいかも。。。

  • この本は江戸時代の離婚に焦点を当てた作品です。当時は封建社会。女性はとってもみじめだったのでは? などと思っていたらとんでもない! 女性優位。しかも浮気相手と再婚を企むために、縁切り寺を利用するしたたか者まで居た! とは。女性は何でも当時は主な稼ぎ手であり、再婚口に困らなかったのだそうです。おもしろいのは、一庶民たちの離婚訴状が残っていてそれらが詳しく解説されているところです。読んでいて思わず、同情するようなものもあります。縁切り寺って全国に公認されていたのは満徳寺と東慶寺の二箇所だけだったんですね。知りませんでした。それじゃ、地方の人はどうしたか、っていうと、夫の手の及ばないところとして、武家屋敷とかに逃げ込んだそうです。でもこれは公にはご法度だったらしいです。それに、縁切り寺といっても持参金があって、その額によって寺に入ってからの待遇が違うなんて、まさに地獄の沙汰も金次第ということでしょうか。

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