- 本 ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061490963
感想・レビュー・書評
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戦国
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信長と天皇のパワーバランスを軸にした本。
信長の天皇に対する気持ち(皇室を何とも思わない)などはちょっと穿ちすぎかなと思います。
当時、信長は律令体制を認めるか?、律令以外の体制をつくろうとしたか?
後半は核心に迫ろうとしますが、本書の言うように律令体制自体の全否定であったとは納得できませんでした。
しかし、様々な文献などからの考察は頭が下がり、勉強になりました。 -
[ 内容 ]
天下人信長は、天皇を超えようとしたのか。
中世的権威を否定することによって統一事業を成功させた信長の前にある正親町天皇という障害。
将軍義昭追放の後の政権構想を考察し、天皇制存続の謎と天皇の権威とは何かという問題に迫る。
[ 目次 ]
序章 上洛志向
第1章 入京直後の公武関係
第3章 勅命講和
第3章 天皇の平和
第4章 神格化の挫折
終章 本能寺の変なかりせば
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