基本英単語を使いこなす (講談社現代新書 1106)

著者 : 大内博

• 講談社 (1992年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

対話に活躍するmean、「立つ」だけでないstand、皮肉たっぷりのnose。イメージをつかめば、様々に広がる使いみち。コミュニケーションの第1歩は基本単語から。

感想・レビュー・書評

[henahena1さんの感想 · 2012年8月26日]

　分かっていそうで分かっていない英語の基本的な単語の使い方を説明したもの。知らないと思わぬ誤解を生むということを教えてくれる。
　以下、おれが役に立った部分を列挙する。「君のおかげで何とか顔が立ったよ」You helped me save face.、「彼はあつかましくも～した」He had the face to...、companyとofficeの違い、「この散歩でほんとうに疲れてしまった」This walk really did me in.、「きょうはテニスを６セットもやったもので、くたくただ」I played six sets of tennis today. I'm really done in.、「彼はそれに関して頑なでしたが、よかれと思ってのことでしょう」I know he was rather obstinate about it, but he means well.、from my behindではなくでfrom behind me、「国際人」を英語で言うとinternationally-minded man。（12/08/26）

[hs19501112さんの感想 · 2019年11月14日]

BOOK・OFFでワンコイン購入。
最近、ちょびっとだけ英語の勉強をし始めたところなもんで。

３０ページ程読んだ時点で「もしや？」と思い刊行年月をチェックしたら、なんと1992年初版で1997年の11刷版。
27年前の本(驚)。折り目もほとんど無い状態の良い本だったので全く気づかなかったが(笑)。

なるほど、時の流れは大きいね。英語初心者(ちゃんと勉強したのは大学受験まで…それもせいぜい３流大学だと言えば、その勉強の度合いもたかが知れよう)ですら、

「え？そんなん当たり前なんじゃん？」と思えてしまうような内容もドや顔で語られていた。

ここ３０年弱の間の国際感覚の進歩が図られるな、と。


とはいえ、あくまでも英語初心者の自分が読むには十分に勉強になった。

★３つ、７ポイント半。
2019.11.14.古。