安楽死と尊厳死 医療の中の生と死 (講談社現代新書)

著者 : 保阪正康
  • 講談社 (1993年3月17日発売)
3.23
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  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061491410

作品紹介

人は死を選択する権利を持ちうるのか。終末期医療と「尊厳ある死」のはざまで死の受容を考える。

安楽死と尊厳死 医療の中の生と死 (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

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  • 延命のみの治療はいやだ。心臓を動かすだけの生なんてひとかけらもいらない。生きたくもないし死にたくもない。自由に死ぬ、いや違う、自由に生きない権利が個人にあるべきだと思ってる。

    安楽死と尊厳死の違いはわかった。僕が望むのは安楽死。だけど、社会の中で自分の意志で死ぬことはどれだけ難しいことなのか、ということもわかった。せめて尊厳死だけでもできるようリビングウィル(宣言書)ぐらいは用意しておこうかな。最近は遺書を書くのも流行りみたいだし、用意しておきたい。尊厳死協会にも興味ある。

    この本は20年も前に書かれたものなので、現在の社会・法制、医療の進展で状況はだいぶ変わってるだろうと思う。まだ調べてないけど、よくなってる(死にやすくなっている)かもしれないし、悪くなっている(尊厳死は悪という考えが広まる)かもしれない。様々な歴史認識から思想も変わってきてるはずだし、もう少し新しい情報を調べてみたい。

  • "memento mori"この言葉が真っ先に浮かんだ。
    安楽死、尊厳死、自殺、自殺幇助、脳死、延命措置、臓器移植、植物状態。

    何をもって、尊厳と云うか。その定義は明確ではないな。
    読み進めれば、読み進めるほど、解から遠退いて行くような感じ。
    筆者自身も述べているように、混沌混乱しながら進んでゆく。

    しかしながら、どうしても、この哲学観、倫理観だと個人的主観に拠るのでいた仕方ないとも感ずる。
    死生観のエゴイズム。

    現行の健康保険制度では、薬を大量に使用し、検査を頻繁に行い、長期入院させれば、保険料収入が莫大なものになるという構図をもっている。
    延命治療の善し悪し。いや、善し悪しで決めることではない。

    欧米や日本と比べた場合、どうしても宗教的背景で差異が生じるのは致し方ないな。

    さて、どうしたものか。
    リビング・ウィル、ドナー提供。

    植物状態でチューブだらけで、生ける屍。人間としての尊厳...

    関連の文献を更に読みたくなりました。

  • 【資料ID】29702
    【分類】490.15/H91

  • 少し古い本ですが、安楽死・尊厳死に関する最良の入門書です。
    僕はこれを学生の頃に購入し、安楽死・尊厳死と法制度との関わりについて考える上で、ずいぶんと参考になりました。

  • 学校の図書室で手にした一冊。小論文対策コーナーをみてて面白そうだった。読みかけだけどまぁ面白い。ただ、、古い。

  • とりあえず古い・・・
    ただし、歴史は参考になる。
    現実的には消極的な安楽死は行われている。
    日本では安楽死が許容される要件が判例でしめされている。
    オランダでは、積極的な安楽死が法制化されている。
    カルフォルニアでは、49%で僅差で否決

    肯定的になっている。

  • 12/15 市立図書館

  • 高校時代、ディベートの資料として購入。もう一度、読んでみるべきかも。

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