墓と葬送の社会史 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061491526

作品紹介・あらすじ

村はずれに捨てられ、粉砕された死体・遺骨。それが納骨・墓詣りの習俗へと変化したのはなぜか。租先の祭祀の象徴であった墓が、その存在自体を拒否されつつある現代的側面も含め、死者管理の歴史展開を眺望する。

感想・レビュー・書評

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  • 興味深い本だよな…
    歴史として火葬ができなかった歴史があるということね。
    当たり前の侵攻すらも自由じゃなくて
    キリスト教信者なんか逮捕だからね…

    それと死亡を医師が関与するようになったのが
    明治以降というのも驚き
    それ以前はそうでなかったということね。
    今でいう当たり前(?)が当たり前じゃない…

    葬送の自由というか、
    縁の続かない人が報われるのは
    大事だと思うよ。

    その人の落ち度じゃない場合だって
    多いんだからさ。

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著者プロフィール

1947年 徳島県板野郡松茂町生まれ
1965年 明治大学法学部・1970年同大学院博士課程修了
[現職]茨城キリスト教大学文学部教授
『家族革命』(編著)弘文堂,2004。『墓地と葬送の現在 ― 先祖祭祀から葬送の自由へ』東京堂出版,2002。『墓と葬送の社会史』講談社現代新書,1993。他

「2006年 『老いの相生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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