子守り唄の誕生―五木の子守唄をめぐる精神史 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061491908

作品紹介・あらすじ

日本の子守り唄はなぜ暗いのか。重く湿った匂いはどこから来るのか。近代の闇の底から聴こえてくる、数も知れぬ守り子たちの呟きの唄を解読し、忘れられた精神史の風景を掘り起こす。

感想・レビュー・書評

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  • はじめに
    第1章 守り子唄への道
    第2章 五木の子守唄とは何か
    第3章 守り子たちの日々
    第4章 流れものの譜(うた)
    第5章 守り子の父は誰か
    第6章 宇目の唄げんか
    あとがき
    参考文献

  • 子守唄をそれを歌う貧しい守子たちによる「自己慰安のためのモノローグ」と位置付ける。

  • …五木の子守唄。
    知らん。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。学習院大学教授。専攻は民俗学・日本文化論。
『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。
『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『岡本太郎の見た日本』『象徴天皇という物語』(岩波現代文庫)、『武蔵野をよむ』(岩波新書)、『性食考』『ナウシカ考』(岩波書店)、『民俗知は可能か』(春秋社)など著書多数。

「2023年 『災間に生かされて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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