王朝貴族物語 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 108
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061492080

感想・レビュー・書評

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  • その名は貴族◆ワン・ピラミッド・クライマーの官僚たち◆王朝エコノミック・アニマル◆王朝の男と女◆王朝人の心の中

  • 平安貴族の生活や考え方がよくまとめられており、また著書のシニカルなユーモアもあり、すらすら読めました。中流貴族がいかに出世に苦労していたか、また清少納言など宮廷の舞台裏などは興味深いものでした。
    ただ、平仮名が字の上手くない人が作ったという解釈は、間違ってると思います。

  • 対象の読者層を絞りすぎているかな? という気がします。貴族を何かとサラリーマン世界に置き換え、現在のビジネスシーンに当てはめすぎていたり、やんわりと現代の政治批判をしていたりで、わかりやすいのですが、少し読み手の年代や性別を選ぶかもしれません。収入や住宅事情等、経済面の記述が多めです。終盤の文学作品や陰陽道に基づく禁忌などから、当時のメンタリティに踏み込む部分には意欲を感じました。お金の話と色恋沙汰ばかりの下世話な内容かもしれませんが、ある意味、人間味に満ちた貴族達の日常の暮らしぶりに触れられる本です。

  • この時代の事を書くにしてはちょっと言葉使いがちょっとポップに書きすぎ。あまり現代に置き換えて書かれても抵抗あって逆に入ってこない。ただ王朝貴族の一日を追ったものなどそうあるものじゃなし、この言葉使いが逆に読みやすいと思う人もいるのかなとも思う。

  • 江戸時代の文化風俗の入門書は多いが、奈良平安朝時代のそれは少ない。庶民ではなく貴族限定ではあるが、楽しいタイムスリップができる一冊。1000年以上前の話なのに、現代人をしてなるほど思わせるエピソード多数。一方で、当時の男女の話にもページを多く割いており、源氏物語の副読本としても有効だ。当世の倫理観とはかなり異なり、相当ま自由恋愛主義の時代かと思いきや、姦通の罪の意識は意外にも発達していたらしい。

  • 平安貴族といったら源氏物語のような華やかな色恋に夢中になっているように思っていたのだけれど、そんなイメージを払拭させるような本。
    現代の事象をひきあいに出していて読みやすいし、少しくすっとくる部分もあって面白みがあっていいと思う。

  • 一番謎だった王朝貴族の経済基盤がよくわかった。
    結局、権力の及ぶ範囲も、狭いものだったんだなあと。

  • 古代のエリートはいつ出勤し、どんな仕事をしていたのか?方違えなど、面倒なことが多い。こんなんで仕事になるのかな。

  • 2007/09/12入手。
    いったん「平安貴族」に手を出しちゃったんでもう少し追いかけてみます。
    2007/09/16読了。
    なんじゃこりゃ。講談社現代新書にありがちな「初心者でも読める入門書」のさらにできが悪いカタチ。総花的になるのは仕方ないにしても、これでは単なるtipsの寄せ集め。これでは大部分の人は読後も「王朝貴族」についてのイメージを得られないだろう。
    まぁ著者さんもこんなものは書きたくなかったろうと同情します。

  • 平安朝を舞台にした某ゲームにはまった影響で(笑)、資料として読んだ本その2です。貴族と一口に云っても、頂点と底辺ではえらい生活レベルの違いがあることがよくわかる1冊です。それと、史料をベースにした具体的なエピソードから、平安貴族の生活を想像できた点も面白いです。

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著者プロフィール

医療法人社団 山口内科クリニック 院長

「2017年 『まるごと図解 神経の見かた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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