「松代大本営」の真実 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061492097

感想・レビュー・書評

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  • 大量の一次資料をもとに、事実を積み重ねて書かれた本。
    科学的なアプローチが丁寧にされており、右や左のイデオロギーに関係なく、実際にあったことでのみ書かれている。
    文章は丁寧で品が良いのに迫力があった。

  • [ 内容 ]
    天皇を信州へ。
    半世紀前、「日本の敗戦」を前提に、この地下要塞計画は実行に移されていった。
    発掘した新資料を駆使し、「神聖なる大工事」の全貌を、いま明らかにする。

    [ 目次 ]
    序章 遭遇
    第1章 ゼネコン軍需
    第2章 神々の移転
    第3章 無駄な穴
    第4章 消せない記憶
    第5章 占領者の眼
    第6章 破壊せよ
    終章 伝言
    補章 文献資料案内

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • すごい。圧巻。陳腐だけれどもこういう表現しか浮かばない。真実を世に出すには、これだけの仕事を為さねばならない、と考えさせられる1冊。松代大本営の本当の真実とは?世の常識を、世の定説を1つ変えた作品です。

著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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