プレイン・イングリッシュのすすめ (講談社現代新書 1225)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061492257

作品紹介・あらすじ

難しい単語は使わない。一つの文には一つの情報。まずアウトライン、次にディテール。受動態より能動態、否定形より肯定形。アメリカ発、実践派の明快英語による、Effective Communicationへの道案内。

感想・レビュー・書評

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  • ブックオフで100円で買った古い本ですが、いい買い物でした。

    プレイン・イングリッシュとはつまり、例えば法律言語や官僚言葉に代表されるような、わかりにくい悪文を排除し、簡潔明瞭な文を書くという試みだと言えます。

    日本人の英語学習者、そしてアメリカの知識人たちでも多くの人々がまだ、難しい単語や構文を使うと格調高い名文ができると信じているといいいます。一方それに対して筆者は、「コミュニケーションとしての英語は、誰もが苦労な区文の言わんとすることを理解できることが、もっとも大切("Clarity comes first")」だと述べています。そのためにはどのようにして英語を書くべきか、ポイントを細かく述べている実用的な内容となっています。

    <Plain Englishの鉄則10か条>
    1. Prefer the short word to the long.
    2. Prefer the familiar word to the fancy.
    3. Prefer the specific word to the abstract.
    4. Use no more words than necessary to make your meaning clear
    5. Use the active voice whenever possible
    6. Use verbs. Put verbs in action.
    7. When possible, express even a negative in positive form.
    8. Put one piece of information in one sentence.
    9. Put outline first and then details or Specifics.
    10. State cause and effect.

    この本でなくても、この類の本はけっこう勉強になると思います^^僕も何度か読んで実践します。

  • [ 内容 ]
    難しい単語は使わない。
    一つの文には一つの情報。
    まずアウトライン、次にディテール。
    受動態より能動態、否定形より肯定形。
    アメリカ発、実践派の明快英語による、Effective Communicationへの道案内。

    [ 目次 ]
    1 Plain Englishとは
    2 Plain Englishの10ルール
    3 発音のマスルトレーニング
    4 「日英」とParaphrase
    5 ビシネススクールでの実践
    6 基本単語76

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    [ 参考となる書評 ]

  • メルマガ「かしこい人の見分け方」で紹介されていた本。

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著者プロフィール

ケリー 伊藤(Kelly Itoh)
1954年生まれ。米国ではミネアポリスのニュース専門局で活躍。日本では企業研修、執筆活動やオンライン指導を精力的に展開している。著書に『英語ライティング講座入門』『英語パラグラフ・ライティング講座』『英語ライティング実践講座』『英語ロジカル・ライティング講座』(研究社)ほか多数。インターネットアドレスは http://kellyslab.com/

「2020年 『ビジネス英語便利帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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