- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061492295
作品紹介・あらすじ
それなくしては国家や社会が成立し得ない不可欠の存在。しかし、わかりにくく、なじみにくいのが税金の仕組。なぜ税金を納めねばならないのか。公平・中立の原則は守られているのか。税金の歴史をふり返り、所得税、法人税、消費税など現行税制のもつ問題点と今後の展望を平易に解き明かす。
感想・レビュー・書評
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政府税調の委員を務めた著者が、税金の基礎についてわかりやすく解説している本です。
所得税、法人税、消費税、資産課税、地方税といった各種の税金の仕組みと課題について、それぞれていねいに解説した後、ますます高齢化が進み成熟社会への移行を図らなければならないこれからの日本にとって望ましい税制はどのようなものになるのかを論じています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
それなくしては国家や社会が成立し得ない不可欠の存在。
しかし、わかりにくく、なじみにくいのが税金の仕組。
なぜ税金を納めねばならないのか?
公平・中立の原則は守られているのか?
税金の歴史をふり返り、所得税、消費税など現行税制のもつ問題点と今後の展望を平易に解き明かす。
[ 目次 ]
第1章 国家の存立基盤―何故、税金を納めねばならぬのか
第2章 税金の移り変わり―税金は経済力を映す鏡
第3章 税金の王様・所得税―その仕組みと問題点
第4章 利子・株の儲けと税金―苦悩する資産所得課税
第5章 正体不明の法人税―No.2の地位を確保
第6章 世界を席巻した付加価値税―不幸な生い立ち・日本の消費税
第7章 平等化社会に不可欠な資産課税―資産再分配は必要だ!!
第8章 地域社会に密着した地方税―国税と一味ちがう税金
第9章 成熟社会のチエ―直間比率の是正
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