アーユルヴェーダの知恵―蘇るインド伝承医学 (講談社現代新書)

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感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061492370

作品紹介・あらすじ

人間にとって真の健康とは何か。近代西洋医学の限界を補い、心身をトータルに捉えた医療体系として、新たな脚光を浴びつつある「生命の科学」。その理論と実践を平易に解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 初心者の私でもアーユルヴェーダの主な概要は理解できた。
    また一つ世界が広がった。インドの精神世界は奥が深い。

  • 無理やり障害者支援としたが、
    実はカテゴリを選べない・・・・。

    この本は、精神医学書であり健康になる為のヒントもある。
    そして、スピリチュアル的でもあるし哲学的でもある。

    インドの知識の泉である「ヴェーダ」というもののエッセンスの全てがこの中にある。

    この本と出会った事で、人生が変わったといっても過言でない位の宝物です。

  • 西洋医学とは違う系統の思想。
    アーユルベーダ受けてみたい。

  •  医者である著者自らのインド医学との遭遇体験を交えて論じており、今まで読んだなかではアーユルヴェーダの概説書として最もわかりやすい。詩歌的な説明の多いアーユルヴェーダの理論を西洋医学に置き換えた説明の説得力は秀逸で、他の関連書籍で取り上げられてはいるがイマイチ理解しにくい「脈診」についての深い説明と具体的な方法は特に有益。

     「未病」と治療が必要な西洋医学的な「病気」との関連および「西洋医学」と「アーユルヴェーダ」や「東洋医学」との棲み分けあるいは使い分けについては、医療に依存しがちな現代人すべての人達に知ってほしいと常々考えていた。「医療費の削減」が問題となっているのなら、患者の自己負担額云々を論じるよりも先に、こうしたアーユルヴェーダや東洋医学を用いたな自己管理法を普及させることが先決なのではないか。もちろん大人の事情でそうはいかないんだろうけど。

     伝統ある文献の記述には神話的な要素が多い。しかし考えてみると、現代の常識とされている医学あるいはその他の科学というものの説明にしても、完全に推測の域を超えているものや、完璧な客観性を備えたものは少ないのではないかと思う。我々は権威に依存せざるをえないものの、何かきっかけがあれば自らの認識を通して納得のいくような検証を試みるという姿勢は忘れないようにしたい。世間に出回っているいわゆる「健康法」と呼ばれているもので、危険性の少ないものは試してみる価値があるものも多いはずである。

  • [ 内容 ]
    人間にとって真の健康とは何か。
    近代西洋医学の限界を補い、心身をトータルに捉えた医療体系として、新たな脚光を浴びつつある「生命の科学」。
    その理論と実践を平易に解説する。

    [ 目次 ]
    序章 アーユルヴェーダとの出会い
    第1章 アーユルヴェーダの現代的意義
    第2章 ドーシャ―自分を動かしているもの
    第3章 「自分でない自分」を知る
    第4章 自己へ戻る技術
    第5章 生活に活かすアーユルヴェーダ
    終章 生命の自立性

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    [ 参考となる書評 ]

  • アーユルヴェーダといえば、昨今ではアロマ屋かハーブ屋みたいなイメージだけど、本来はインドの古来からの伝承医学であるし、いわゆる東洋医学(漢方)にも影響を与えている程。対処療法としての西洋医学も必要な時はあるけれど、基本的には自然治癒力を高める東洋医学への関心は、個人的には高い。

    『現代医学では、最新の技術を駆使して病気に立ち向かう、あるいは「病気を征服する」というように、その背景には技術が病気を制御するというパラダイムがある。これに対しアーユルヴェーダは、医学とは人間がもともと持っている自然治癒力を引き出す技術の体系であると考える。』(p.29)

    基本は脈を診て、生理機能を動かす三つの力であるヴァータ、ピッタ、カパというドーシャ(濁り)の流れを知る。しかもそれを第一のレベル(ドーシャ・3通り)、第二のレベル(サブ・ドーシャ・5通り)、第三のレベル(ダーツゥ・7通り)、第四のレベル(長期の変化・10通り)で分類すると、単純に8万7500種類(!)の脈が診断できるというのである。(もうこれを読んだだけでお腹いっぱいですわ…)

    でも、もともとピッタが弱い体質を補うためにピッタが強く現れるなど、ドーシャに現れる自分の体質が本来のものではない可能性もあるといい、もうここまで来ると、もー大変。それほど奥が深いらしい(と簡単にまとめてみる)。

    もちろん、新書なのでそれほど奥深くまでは記されていないけれど、入門書、もしくは概要書として気軽に読めて、驚ける。

  • ヴァータ:light & moving
    ピッタ:hot & sharp
    カパ:heavy & stable
    原罪の自分がどこに属するかを見極めて、それに応じた癒しを求める。

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著者プロフィール

1931年生まれ。1971年に39歳で早逝。短期間に膨大な名作を遺した天才的小説家。中国文学者。『悲の器』で第1回文藝賞受賞。著書に『憂鬱なる党派』『邪宗門』『日本の悪霊』『わが解体』ほか多数。

「2017年 『我が心は石にあらず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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